SPA!BOOKS新書<br> 経済学が世界を殺す~「成長の限界」を無視した倫理なき資本主義~

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経済学が世界を殺す~「成長の限界」を無視した倫理なき資本主義~

  • 著者名:谷口正次
  • 価格 ¥729(本体¥663)
  • 扶桑社(2017/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594077112

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内容説明

このまま信じていたら人類は滅亡する!
21世紀に生きる私たちは、資源と環境の限界に直面している人類最初の世代。しかし、その原因を作ってきた「主流派」と呼ばれる経済学者たちは、それをまったく無視し続けている。「地球の資源と環境には限りがある」ということを認めず、植民地時代と変わらず経済成長と進歩を結びつけ、現実を見ずに数字上のものばかり追い求めている。これは科学的な学問ではなく“宗教”だと著者は批判する。
このままでは将来世代にすべてツケが回ってしまう。技術者・経営者として資源収奪や環境破壊の現場を見てきた著者が警告、そして新たな経済のあり方「自然資本経営」を提言する。実は、そのヒントは日本にあった!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ukmsblue

2
自然科学と肩を並べようとするあまりに、元々の出自である倫理学を忘れた現代の主流派経済学に対する批判の書。舌鋒は鋭く、批判についても肯ける点が多い。ただ、「昔はこんなことはなかった」といった記述が散見される点は少し意見を異にする。下手をすると単なる「伝統に帰れ」(概ねこういった意見の“伝統“はその人が世間の中心にいたころの“伝統“に過ぎないことが大半)としか取られない。その点が残念である。2017/05/26

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