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内容説明
中堅化粧品メーカーに勤務する友原京子に、ある日、課長から思いもかけない任務が……。
英国生まれのIT運用ノウハウ「ITIL」。
この考え方をビジネスシーンで業務プロセス改善に応用した日本初の小説型ITIL実践の指南書。
本書では、「ITIL」というITのフレームワークの考え方を利用し、業務プロセスの改善を行う方法を、小説風の物語をメインにわかりやすく解説しています。考え方を利用しているだけなので、ITの知識は不要というのがポイントで、「つまみ食い」「いいとこどり」で使えるのが特徴です。
目次
●プロローグ
●第1章 ITILって何だろう?
●第2章 組織の目標に合った業務内容になっているか?~サービスストラテジ~
●第3章 業務内容とレベルを定義しよう~サービスデザイン~
●第4章 日々の業務を安定して回すために~サービスオペレーション~
●第5章 業務の追加/変更をスムーズに~サービストランジション~
●第6章 改善は一日にしてならず~継続的サービス改善(CSI)~
●エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しん
23
ITILの概要と実際にITILの仕組みを業務プロセス改善に活用する手順が小説仕立てでわかりやすく解説されている。ITILを知らなくても、業務プロセス改善ができそうに思えるくらいわかりやすい。今回読んだ目的は、ITILの概要を知りたかったためだけど、この本だけで業務プロセス改善はできそうだ。2017/05/01
ふろんた2.0
16
ITILを用いた業務改善が、情報システム部門手動ではなく、購買部門主導というのが面白い。ITの話ではないんだよというのが良く伝わる。理解ある人たちが多いけど、それでも組織の理不尽に共感する。2016/07/18
かも
10
★★★☆☆新人が業務を改善するストーリーを通してITILの考え方の基礎を学べる。ITに携わる人にはITILの最初の一冊としては良いかも。しかし悪く言うなら「最初の一冊」なので資格や実務には全く足りない。一方で、ITIL自体は情シスでなくても有用な考え方なので、販売・営業部門の人でも一読の価値はある。ITILの考え方は「言われてみれば当たり前」と思うことが多い(やる/やらないを明確化、事前に定着させる方法を考える、暫定対応と恒久対応を分ける等)。しかし知識が体系化されているので再現性がある点が有用。2021/06/17
Yuki Ban
4
とてもわかりすい。業務プロセス改善のフレームワーク「ITIL」の全体像がざっくりつかめた。SM(Service Manager)として知っておくべき考え方だと思う。2024/06/21
どん
3
ITILを知るには良い本。現場はいろいろあるが、このような流れで整備されていくのか、というイメージがつかみやすいと思う。2020/03/12
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