内容説明
トランプ大統領の登場は世界が大混乱の時代に入ろうとしている予兆に他ならない。しかもこの大混乱を引金に世界は第三次世界大戦というべき大規模戦争に引き込まれる危険がある。そのうえサイバースペース上の戦争という世界が経験したことのない戦いが本格化している。トランプだけではない。金正恩、プーチン、習近平、崩壊寸前のEU……各国が戦争の発火点に向けて動き出している中、期待と責任が集まるのが日本なのだ。最新の驚愕分析、緊急刊行!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九曜紋
7
本書は北朝鮮を巡る危機的状況を踏まえて緊急出版されたものかと思ったが、そうではないようだ。本書では北朝鮮がミサイルにより米国に深刻な打撃を与えることが可能になる時期を2018年と見ている。世界中が「狂気の指導者」と忌み嫌うトランプ大統領だが、ロシア、中国、シリア、イラン等、狂気に満ちた指導者は他にあり、こうした好戦的な指導者に対してなんら有効な手立てを打てなかったオバマ前大統領の無為無策がそもそもの危機の始まりである、という著者の認識は以前から変わっていない。本当にトランプは世界の救世主なのか?2017/04/28
-
- 和書
- 明日へのペダル