内容説明
古事記の邪馬台国
―正統竹内文書より―
前作『古事記の宇宙』で
正統竹内文書に伝わる古事記の
謎を解き明かした著者が
いよいよ邪馬台国の所在地、
卑弥呼の正体を明かす!
邪馬台国論争終結の書
第一章
系図の秘密――天照大御神から神武天皇へ
第二章
神武東征
第三章
ここに大和始まる
第四章
倭国大乱
第五章
日巫女とは誰か
第六章
崇神天皇から垂仁天皇まで
竹内睦泰(たけうち むつひろ)
1966年、大阪府出身。中央大学法学部政治学科卒。古神道本庁統理・第73世武内宿禰。作家。著書「超速! 日本史の流れ」(ブックマン社)は50万部突破。著書30冊以上。『正当竹内文書の謎』(学研)『日本・中国・韓国の歴史と問題点80』(ブックマン社)『古事記の宇宙』(小社刊)など。日本歴史文化研究機構理事長。DVD『古事記の暗号』他。元・代々木ゼミナール日本史講師(公募一期最年少)。夢は死んだら前方後円墳に入ること。愛称はむっちゃん!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なる
32
新しい古事記の真実である。正統竹内文書の伝承者である竹内睦泰が令和の時代に至るまでに遺した言葉を紹介しながら、古事記や日本書記が隠している真実を竹内文書の元に暴く。新しい史観の誕生である。親子関係だった天照大御神と天忍穂耳尊が実は夫婦だったこと、瓊瓊杵尊が孫ではなく息子だったこと、実在が疑わしいとされる神武天皇の実在、と古事記の物語をなぞりながら専門性の高い事項が並ぶので読者は置いてけぼりにされながら話がどんどん進んで行く。勉強不足である。桃太郎は日本武尊の祖父であり、著者は研究者ではなく伝承者である。2021/09/10
さの棒術
2
古事記の宇宙の続巻的な本。面白く読めた。古代史のミステリーである邪馬台国は何処にあったか?や、卑弥呼とは誰か?についても書かれています。学会からは偽書として扱われる正統竹内文書。その伝承者である第七十三世武内宿禰による門外不出の口伝の一部が垣間見れる。巻末の年表だけでも価値有り2019/02/01
Naoki Maeda
1
前作に続いて面白かった。古代の漢字の当て時には意味があるという。勝がつくのは負けているからとか考○天皇が続いたのは大乱が続いたとか、納得させられることが多い。 帝王日嗣という古事記以外の書で補完というのも興味深い。 要点を上手くついているので、ページ数の割に中身が濃い。2017/11/09
けん
0
日巫女は誰か。そして邪馬台国はどこか。 政治は統治王でも祭祀王が上。 倭国大乱 四代もの間 戦っていた時。 239年(親魏倭王の号の年)の日巫女について。 また読み返したくなる本。2017/10/22
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- ムー2015年10月号