内容説明
「フラメンコ」とはある種の生き方を意味する言葉なのだ……。フラメンコ(本来は踊りではなく唄のことを指す)に魅せられ、自らも唄い手になってしまった画家が、南部スペイン・アンダルシアの魅力をあますところなく描く。ヒターノたちとの友情、音楽への愛。スペイン在住二十年の著者ならではの深い洞察がにじむ、絶妙な語り口の傑作エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
BookaBoo
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画家堀越千秋のスペインの日常悲喜こもごも。主にヒターノフラメンコカンテ一族との交流。フラメンコとは何か。ひとつひとつのエピソードは、飲んだくれて歌ってポンコツでドライブして。。。ともすれば無駄な時間とくくってしまいそうな小さな出来事たち。アグヘタ一族はフラメンコ界では知らない者はいないが、おそらく名歌い手として不特定多数の喝采をあびる機会が日常にあふれているわけではないのだろう。ただフラメンコカンテがフラメンコたる所以は日々の人間の生活にある。最も渋く、通を唸らせるものは日々のふとした瞬間の集大成。2020/06/01
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