徳間文庫<br> 黒頭巾旋風録

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徳間文庫
黒頭巾旋風録

  • 著者名:佐々木譲【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 徳間書店(2017/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198933227

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内容説明

天保八年、臨済宗の僧侶・恵然は蝦夷地アッケシにある幕府建立の国泰寺に赴任する。蝦夷は松前藩の圧政と悪徳商人の非道にアイヌの人々の血と涙が流れる大地であった。ある日、処刑寸前のアイヌの青年を助けたのが、黒装束を翻した騎馬の男だ。鞭を武器に刀や銃を持つ武士と闘う黒頭巾の正体とは? そして、一陣の疾風が巻き起こしたのは。鞭を武器に刀や銃を持つ武士と闘う黒頭巾のヒーロー登場。胸のすく痛快歴史冒険活劇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

makimaki

3
アイヌの悲しい歴史を垣間見た。救いのない終わり方だったら苦しすぎる、と思ったが…。2013/08/01

nagoyan

3
優。痛快時代活劇?著者はウエスタンを目指したという。主人公の得物は鞭。無論、銃ではなく、刀でもない。アイヌを虐待する和人に対して、その非道を止めるべく正体不明のヒーローが立ち向かう。北米「インディアン」を虐待するわるい白人をよい白人が懲らしめるという感覚か。エンターテイメントとしては、非常に優れている。アイヌについては知識がないので、いくらかの史実があるかどうか、わからないが、少し「松前史」のようなものを読んでみたくなった。2011/07/09

4orih

2
単なる冒険活劇にとどまらないお話。黒頭巾って本当にいたのか?もう少しアイヌ、蝦夷の歴史について知りたくなった。2012/04/11

今江@神奈川

1
蝦夷地で悪い倭人を懲らしめる鞍馬天狗的物語。ある意味ベタベタの設定だけど面白い。一つ要望を言えば位置関係理解するのに蝦夷地の地図が欲しかった。2013/10/11

rie

1
先住民の、アイヌの生活を苦しめる和人を懲らしめる為に出没する黒頭巾の活躍にわくわくした。2011/08/20

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