日本一わかりやすい海外M&A入門

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日本一わかりやすい海外M&A入門

  • 著者名:杉山仁
  • 価格 ¥1,237(本体¥1,125)
  • 金融財政事情研究会(2017/04発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784322130683

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内容説明

「お勉強」はこの一冊で十分、あとは実践あるのみ。
日本の中小企業の海外M&Aを大成功に導こう!

◆中小企業であっても海外への進出、そのために現地企業の買収を試みることが当り前の経営戦略になっています。売手と買手のマッチングさえできれば、あとは当事者間の交渉でなんとかなる国内M&Aと異なり、海外M&Aではさまざまなリスクをコントロールするために、どうしても専門家の力を借りなければなりません。そして、法務・税務・会計・金融の専門家が書いた海外M&Aの本は、各分野の専門知識を網羅したものになります。
◆これに対し、本書は海外M&Aを実践する当事者の立場に立っています。当事者は各分野の専門家である必要はありませんが、専門家を使うための知識を身につける必要があります。本書を2~3時間で通読すれば、海外M&Aの全体的な流れをイメージすることができます。また、フィナンシャル・アドバイザーへのフィーの払い方など専門家を使う際の注意点、株式譲渡契約締結の際に気をつけないと買収後に発現しうるリスクなど、当事者が陥りがちな隠れたワナについて紹介しています。
◆金融機関職員は、取引先の中小企業に対し、その経営戦略に合致したターゲット企業を紹介したり、実際に検討中の海外M&A案件のリスクを指摘してあげることができれば、信頼を獲得して将来の取引につなげることができます。本書は、海外でターゲット企業を探すための実践的な手法を紹介しています。また、マスコミで報道されることが多い大企業のディールだけではなく、著者が40年の実務経験のなかで直面した中小企業の海外M&Aにおけるリスク事例を豊富に紹介しています。したがって、本書は金融機関の職員向けの研修教材としても最適です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akiapa2

0
1-2時間で読めました。専門家任せにせず基礎知識をベースに考えを持って聞く。海外企業は自社利益のみを追求する相互不信の文化、日本の相互信頼の文化と異なる。海外M&Aも国内投資同様に事業戦略の一環として行うべき。財務情報、株主情報の情報開示を拒む企業との交渉は打ち切る。M&Aアドバイザリーの報酬体系は高値で迅速に買う利益相反のインセンティブが働くことに注意する。基本合意書はnon-bindingが基本。株式譲渡契約では保障と証明条項によって不確実項目のリスクヘッジをとる。同時に経営陣の雇用契約を締結し直す。2021/10/07

ロドニー

0
初めて海外M&Aを考える企業経営者、担当者向け入門編。実際の失敗例、成功例を交えてM&Aプロセスでの実務上留意点やM&A後の評価の仕方、被買収先のバリューアップの明暗を分けたケースについて専門用語を出来る限り使わず分かりやすく書かれている。「与信判断と同様、実態把握と経営者の資質の見極めが被買収先の経営コントロールで重要」「コミュニケーションパイプの複線化が重要」「親会社のルールを押しつけると反発を喰らう一方、現地法人への権限委譲はリスクだらけを理解すること」等。M&Aも要は会社として何がしたいかが肝要。2021/09/05

myvi

0
具体例とともに平易な説明でクロスボーダーM&Aの流れについて書かれており、読み終わっても手元に置いておきたいと思った。2020/04/05

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