角川文庫<br> ミッション建国

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角川文庫
ミッション建国

  • 著者名:楡周平【著者】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • KADOKAWA(2017/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041055038

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内容説明

若き青年局長の甲斐孝輔は、日本の最大の問題は少子化だと考えていた。若い官僚や政治家と組んで勉強会を立ち上げた甲斐だったが、大御所から横やりが入り……。日本の将来を見据え未来に光を灯す政治小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

308
好き嫌いがはっきりとわかれそうな政治の話だが、著者ならではの提言を盛り込んで、キッチリとエンターテイメントになっている。多賀谷が甲斐にミッションを与える冒頭だけが、妙に脈絡なく唐突な感があるのは気になる。しかしそれ以降は、時に脱線気味に日本国内の問題を網羅しながら、憂国の志を持った若い政治家の奮闘を描き、希望ある物語に上手く仕上げている。少子化問題ひとつをとっても、これだけ様々な外部要因まで考えを巡らせ、先々を読んで考えなければならないのだと、本物の政治の大変さを伺い知ることも出来る、お勉強にもなる本。2020/05/06

エリク

29
経済、フィクション系で読んできた楡さんですが、今度は政界関係のストーリーでした。2019/12/31

Syo

24
う〜む 確かになぁ2022/10/04

sayan

23
構成は好き嫌いが分かれるかな。三酔人経綸問答(中江兆民)の展開が好きなので、政治家、経営者、官僚がそれぞれ「ディスカッション」形式で言いたい事を言い続ける展開は興味深かった。フィクションとは言えど「●●ファースト」や与党の農林部会の部会長を務める某政治家など連想できるものは多い。個人的には、「少子化対策」でMOOCなど取り入れる案は面白と思ったが移民に関してはもう少しリベラルがでてきても刺激的だったかなと思いつつ、安全保障をめぐる欧米対応の議論は先日読んだシリア内戦対応がまさにそれで複雑な気持ちになった。2017/08/09

モーモー

22
今年最初の投稿。 2013年前後に発刊された日本への政策提言本。 8年程経過した今でも問題は何一つ解決してなく、むしろ泥沼に入っている日本の現状は厳しいです。 第二新卒の仕組み、教育提言は今からでも実現してほしい政策である 今年は良い年になることを願っています。2023/01/04

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