― いつか別れる。でもそれは今日ではない

著者名：F【著者】

KADOKAWA（2017/04発売）

• ISBN：9784046020116

内容説明

Twitterフォロワー数13万人超（2017年4月時点）、恋愛や人間関係、人生観をするどく考察する人気ツイート、書籍化。
寂しさを感じたり、自信を持ちにくいときに読むとすっきりします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミカママ]

タイトル買い。これはささる。平成生まれだという彼（作家さんの性を行ったり来たりしつつ読んだが、男性と判明）に恋愛や人生指南を受けるとはわたしもヤキが回ったものだが、いわく「ふたりは、ふたりきりであればいい。そうして誰も知らない夜に、誰も知らない所で、誰も理解できない台詞でクスクスしたり貶し合って、誰にも言えないことをふたりですればいい。もはや誰も追いつけない速度で、孤独な恋人同士になればいい」。いつか別れる。でもそれは今日ではない。タダモノじゃないね、平成生まれのくせに（笑）

2021/12/04

[ナイスネイチャ]

図書館本。タイトルに惹かれて。若い女性向き。私の年齢ではちょっとこういう感情は共感しないかな。すいませんが。

2017/12/09

[コージー]

★★★★☆ツイッター生まれの寂しい夜の独り言集。タイトルも引かれるが、女性っぽさと男性脳を兼ね備えたリリックな文章に驚いた。学生の頃は、学校をサボって本を読み耽ったようだ。何度読んでも深みのある文章。男女問わず哲学的な文章が好きな方にはおすすめ。【印象的な言葉】①「～だからは好き」はlike。「～なのに好き」はloveだと思う。②見た目以上の中身でなければならない。逆に、中身以上の見た目に魅力はない。③自分探しをする人は、鏡を見ようとしない。運命の人を探す人は、お相手も自分のことも見つめようとしていない。

2018/10/23

[あん]

この本を読んで、私は飾らない素のままの私で生きていけばいいし、そんな私を認めてくれる人が必ずいるって信じようって思いました。中でも「人は見た目以上の中身ではければならない、逆に中身以上の見た目に魅力はない」って言葉にガツンとました。ネットではパクツイと言われたり批判的な意見もありますが、書かれている内容で勇気や元気を貰える人も必ずいるはず。だから、この本そのものに罪はないんじゃないかなって感じました。

2017/08/09

[ふぅわん]

【どうしようもなくてもいい】Twitterで著者が自分に宛てたメッセージをまとめた本なのかな。愛おしい、寂しい、恋しい、苦手、嫌い、嬉しい、悲しい…本音が仕草に出たり感情は声に出たっていいのよね。そのままでシンプルだから素敵なのよね。好きなこと好きなだけしてる自分を愛おしく想ってくれ時には叱ってもらえる人だけを愛せばいい。人の価値観は色々、⁈と思う言葉もあったけど心にグサッと響く言葉あり。恋、愛、仕事、男女、出会い、別れ…誰もがふと思うようなことを著者の見解でまとめられている。著者は何歳なんだろう。

2019/07/21