内容説明
戦国きっての傾奇者・前田慶次は、どこに消えたのか宮本武蔵と対決した吉岡一門の「その後」をめぐる謎忠臣蔵では“卑怯者”とされる二人の男の不可解な行方天才絵師・葛飾北斎の「晩年」をめぐるもうひとつの物語最後の剣客・榊原健吉は維新後の世をいかに生きたか……「その後」から見ると、日本史は面白いほどよくわかる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
16
2017年2月の本。咸臨丸の木村喜毅、紙幣製造のために招聘されたキヨッソーネ、植物学の牧野富太郎。参考文献の半端なさが、この本を物語る。でも、たまには、こうした本も読む。2021/07/24
黒猫のダンゴ
1
雑学を増やすにはいいかも。物語として流布している話と実際との違い、歴史ドラマの主人公になるような人物の末路やその家族の最期等々を解説している。天正遣欧少年使節団の4人のその後が印象に残った。8年5カ月の歳月をかけて役目を果たし奇跡的に無事帰国。しかし、将軍が代わり政策が代わり人生も変わっていくその後に。 疲れた時に読む一冊かな・・・・・。2017/05/28