朝日新書<br> 「超」実用的文章レトリック入門

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朝日新書
「超」実用的文章レトリック入門

  • 著者名:加藤明【著者】
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • 朝日新聞出版(2017/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022737137

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内容説明

うまい、面白い文章を書く人が駆使している「技法=レトリック」。比喩、列挙法、省略法など、「レトリック」を交ぜるだけで、たちまち「魅せる」「伝わる」「わかりやすい」文章に。元雑誌編集長が、読み手の共感を呼ぶ書き方を伝授。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そんれい

10
読書メーターを始めて、いろいろな人の感想を読むと、読み手によって、こんなに受け取り方が変わるんだなと分かったし、自分が表面的な理解しか出来ていないことも分かった。 この本は、簡単に使えるレトリックから、具体的な例をエッセイなどの事実を書いた本より抽出して提示し、普通の文章でどのように使うかを教えてくれます。テクニカルなことを多少でも知っていれば、著者がなぜここでこの表現を使うのか、という「気付き」が生まれるのではと期待しています。 あなたはどう思いますか?(問い掛け法)2019/02/19

Happy Like a Honeybee

7
エッセイの三例法。一に表現、二に構成、三に内容。 オノマトペを活用して、心理作戦。 テンポ良く読めます。リズミカルな構成。2017/09/03

Kentaro

6
野口英世の母シカさんは米国で研究所に在籍し、12年も帰国できなかった息子に対して、死ぬ前に一目会いたいと送った手紙が秀逸でした。 はやくきてくたされ、はやくきてくたされ、はやくきくたされ、はやくきてくたされ。いしよのたのみて。ありまする。 と、魂の叫びのような反復法が使われているのです。 貧農の生まれで子供の頃満足に読み書きを習っていなかったシカさんがレトリック技法を知って使ったとは思えません。 どうしてもこの事を理解して欲しい。そういう気持ちがレトリック技法を生み出すのでしょう。2018/08/11

浅野公喜 コウキシャウト

4
様々な書籍の名文を例に挙げつつ、丁寧にレトリックを解説。序盤こそ「当たり前」な表現が多めですが、中盤以降はさり気無くも割と高度なレトリックも紹介されており、これらをちゃんと意識することで少しでも自分の文章力が豊かになる事を願うばかりです。2021/08/09

Ein

4
誇張されたタイトルは如何にも週刊誌の編集長然としているけれど、中身を見れば親切かつ平易に各種レトリックを説明した分かりやすく為になる一冊だった。一体に修辞なんてものは無意識的に使っているもので、それがこの本を読むと今まで漠然と振り回していた表現が体系化され整理されてくる。繰り返し紐解いていくことで多彩な表現を操れるようにもなるだろうし、小説やエッセイの文中に出てきたレトリックがどのような意図で使われているのか見抜けるようにもなりそうだ。2019/10/17

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