扶桑社BOOKS新書<br> AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則

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扶桑社BOOKS新書
AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則

  • 著者名:河鐘基
  • 価格 ¥822(本体¥748)
  • 扶桑社(2017/04発売)
  • せまる年の瀬!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~12/15)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594076542

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内容説明

ロボット・AI研究開発のいまを、【日中韓それぞれの戦略】という切り口から克明に描いた渾身のルポルタージュ!

「人間の仕事を奪う」と脅威を呼んでいるAI(人工知能)、そしてロボットは、同時にビジネスチャンスをもたらす産業として現在IBMやGoogleなど、主にアメリカの巨大IT企業が牽引し、世界各国・各企業がしのぎを削っている。
この、過熱するロボット研究開発に打って出ようとしているのが、日中韓の3国だ。
◆「ドローン市場シェアNo.1」の誇りと巨大国内市場を武器に、国家を挙げた資本投下で先進国を猛追する中国。
◆福島第一原発事故を契機に開催された「災害用ロボット大会」で世界一に輝き、「アルファ碁ショック」でIT先進国のプライドに火がついた韓国。
◆そして、いま話題の「ディープラーニング」のコンセプトの生みの親でもあるとともに、産業用ロボットの開発の歴史と蓄積を持ち、ハード面での圧倒的な優位性を持つ日本。
現在、AIという「ソフト面」が大いに注目を集めているが、ロボットが工場の中から社会空間に続々と進出しつつあるいま、機能と安全性を担保する「ハード面」の重要性が改めて浮き彫りになりつつある。ここに【ものづくり大国・日本の勝機】があった!

トヨタ自動車、ソフトバンクをはじめとする【国内有名企業のロボット事業担当者】が語る、プライドをかけた開発秘話は必読! さらに、日中韓3国のAI・ロボット最前線にいる研究者、新進気鋭のベンチャー企業らが見すえる未来への展望も、生の声で多数収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

133
内容は面白い。ChatGPTやPUDU猫ロボはまだなかった時代。2017年だがやや古い感もある。本書にもあるが4年前の技術はもう古典と言われるAI・ロボット業界。これら技術も、基礎となるそれ以外の進歩発展があっての事。今話題の技術の直前の技術水準が分かって面白い。「勝利の法則」という表題は過大。日中韓の取り組みの違いも面白い。自動化に後れを取っていた中国は、現在ロボット熱が熱い。2023/03/30

izw

5
AI、ロボットについて、日本、韓国、中国の現状をインタビュー取材しまとめている。現在実用になっていて、現実的な研究開発をしている人を取材していて、現在進んでいる方向については正しく把握できる気がする。2017/03/18

飯田一史

2
日本、ドローン先進国の中国、災害用ロボや記事を自動生成する人工知能に力を入れる韓国の動向を、夢物語やホラーストーリーでなく現在進行形の事象として追う。2019/01/05

Kentaro

2
日本のAIとしては、ABEJA PLATFORM FOR RETAILが紹介されている。これは、インターネットを使った店舗データ分析サービスである。ディープラーニングをはじめとするAIで解析し、店舗側に新たな気付きや価値をフィードバックする。例えば、店舗の収益をアップさせたい経営者が、顧客が買い物をしやすいように動線を作り直したい。商品レイアウトを変えたい、在庫を減らしたい、最適なタイミングで反則をしたいといったときに、このプラットフォームに店舗データを繋ぐことで、AIが意思決定を支援してくれる。2018/05/14

静岡茶

2
AI・ロボット技術のメリット、課題やロボットに代えがきかない能力、各国事例、方向性などなど圧巻のボリューム。ドローンの分野で世界的に先行している日本の会社があることを知り、なんだかうれしい。2018/01/13

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