ワニの本<br> 米国人弁護士が「断罪」 東京裁判という茶番

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader

ワニの本
米国人弁護士が「断罪」 東京裁判という茶番

  • ISBN:9784584137635

ファイル: /

内容説明

日本を犯罪国家に仕立てた
東京裁判史観から脱却せよ!

悪名高い極東国際軍事裁判は、裁いた連合国側、米国側の視点からはどうみえたのか、そしてその欺瞞を暴いていく。
また、もし「日本があの戦争に勝利していたらどうなっていたのか」といった、日本人の国民性を踏まえたフィクションを収録。
日本人と米国人との違いを浮き彫りにする。

◎アメリカが仕掛けた戦争なのに、日本を侵略国にさせる『歴史戦』
◎フーバー大統領回顧録のなかにある、ルーズベルト「狂人」説
◎対米戦争を回避しようと努めた日本
◎日本占領を尊大な態度で演じたマッカーサー元帥
◎東京裁判で判事になる資格のなかったウェッブ裁判長
◎「A級戦犯」の被告の数は、物理的なスペースで決まった
◎検察側は宣誓のない供述も証拠採用し、弁護側に有利な証拠は却下された
◎裁判所条例をつくって実行した、インチキ裁判
◎判事たちは裁判の内容を把握できていなかった
◎「侵略戦争を起こした共同謀議」は、定義も実態もまったく不明だった
◎パリ不戦条約は、まったく機能不全に陥っていた
◎南京大虐殺で、日本を犯罪国家にしたかったアメリカ
◎判事もアメリカの要人も東京裁判を批判している
◎東京裁判史観の否定は、歴史修正主義ではない

巻末コミック「歴史の再審・ワシントン平和裁判」
戦争犯罪国家として裁かれるのはアメリカだ!
原案・加瀬英明

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にく9

25
これは。。。アメリカ人が自ら祖国を断罪したことに、意義を見出すだけの本?内容的にはここ20年以上、様々な国内外の学者等が発表していることがらばかりで新しい発見は見当たらず。すぐ修正主義だ!と条件反射的に批判する姿勢へ1石投じたと見ればいいのかな?2016/12/19

Lila Eule

10
ヴェノナ文書、フーバー大統領回顧録をマスコミがなぜとりあげないのかよくわかった。カエルの楽園をとりあげないのと同じようだ。大手メディア・新聞は、事大商売で、自身の権勢に保身する組織のようだ。東京"裁判"史観の疑問視が、アメリカの保守で起きているとは。なんと日本の"報道人"は狭量なのだろう。事実と事象から真実を怜悧に論ずる報道ができないものか。米人著者に精神構造を病的と疑われるのも致し方なしか。戦時中、日本人排斥の民主党、差別反対・日本人受入れのラルフ・カー(共和党)を思い出した。2017/01/26

Masa

5
日本の左巻きマスコミは報道しないが、ネット言論の一般化で東京裁判史観がおかしいと気付く日本人が増えた。僕自身はこの問題を昔から注目しており、本書も実に興味深く読んだ。この茶番劇の張本人である米国の敵ながら天晴れな所は、情報公開法により自国に不利な情報も一定期間後に公開される。1995年公開のヴェノナ文書、日米戦争はルーズベルト民主党に潜入したソ連のスパイに仕組まれた証拠であり、その影響力は歴史認識を180度転換させた。今や東京裁判史観否定論は日本ではなくアメリカが発信していることに注目すべきである。2017/01/30

真之介

5
ケントさんの本、記事はある程度読んでいるが、これほど舌鋒鋭い文章は初めて。 漠然と、全体的には判っていた事とは言いながら、きちんと整理し、克明に明示されてみると読み進むのが辛い部分もある。 やはり、アメリカにはフェアを尊ぶ精神が根幹にあって、ケントさんのような人はありがたいと思う。 だからこそ、広島でのオバマ大統領と、被爆者の和解のあり方が正しい指針だと思う。 今になっても嘘を更に重ねる中国、韓国との和解、真の理解などがあり得ない証拠でもあるだろう。2016/12/21

Barca

4
「日米どちらの国民も、自らの意思で真実を調べない限り、教育や、マスコミ報道を通して、偏った考えを植え付けられてしまうものなのだ」2017/02/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11244267
  • ご注意事項

最近チェックした商品