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内容説明
光と影が紡ぐ夢、誘うは万華鏡――。累計35万部大人気コミックス『恋と呼ぶには気持ち悪い』の作者・もぐすによる珠玉の作品集。pixivで発表された初期作品リメイクを中心に、雑誌掲載読切&描き下ろし完全新作を加えた全六編の物語を収録。収録作品「カレイドスコープ」(ヴィスとロコシリーズ)「白い白雪姫」「軍人とハッカー少女」「誰彼の狐」「妹のファミリーくまさん」「筆守の娘」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
26
それぞれいろんな設定の短編集。どれももっと長い話の一部を切り取ったような、もっと読んでいたい気持ちにさせます。「恋と呼ぶには気持ち悪い」が売れてますが、「潮騒の魔女」もよかったし、次はこういう不思議な設定のお話ももっと読みたいな~。2021/05/04
しましまこ
22
表紙買い。先天的に四肢又は視覚・聴覚・声帯のいずれかの欠損のある「黒猫」と技師免許を持つ「人間」が契約するパートナー制度を軸にしたオムニバス『カレイドスコープ』と短編5編。カレイドスコープは続きがありそうなんだが。どれも好きだ。作家買いするぞ!2017/04/29
芙蓉
8
ものっすっごおい好みの短編集。え、これ続きは書かれてないのですか?「人間」と「黒猫」の関係性を描いた「カレイドスコープ」が一番好きかな。次点で「誰彼の狐」と「白い白雪姫」2017/06/01
みるく
4
え、好みすぎる。「黒猫」の進化?とか面白いなぁ。人と人外の組み合わせはなぜこうも切なくキュンキュンするのか。「恋と呼ぶには気持ち悪い」の作者だと後から気がついた。2017/05/18
しん
2
<カレイドスコープ>について。なぜか心の底の方に残っている。 先の見えない不安と、不確かな現在の中、なにか分からない大きなものに翻弄されていくようで、その中で、自分が大切だと思った思いだけを頼りに、なんとか進んでいこうとしている人たちの物話。登場人物たちは奇妙なくらい明るく見え、それが痛々しくもある。なんとなく若い頃のことを思い出す。 けれど、本当に思い通りにするためには、分からないものについて深く考え、自分の道についての覚悟を決めなければならない。 私はそれをしてきただろうかと、思わず自問する…。2020/06/29