内容説明
イラストを使って初心者にわかりやすく解説!!
現在扱われている各種機械学習の根幹とされる「ボルツマン機械学習」を中心に、機械学習を基礎から専門外の人でも普通に理解できるように解説し、最終的には深層学習の実装ができるようになるまでを目指しました。
さらに機械学習の本では、当たり前になってしまっている表現や言葉、それが意味していることを、この本ではさらにときほぐして解説しています。
目次
第1章 何も知らない鏡
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HiroNuma7
22
最近話題の機械学習について、幾つか本を読んで見たものの、サッパリ意味が分からない。という事で初心者にも優しそうな本書を手にとって見ました。ん〜、難しい。特に後半は理解できなかったな〜。数式もなく終始イメージで説明されたのですが、それでも難しい。機械学習の道は険しいです。2017/07/09
sumiyaki
9
■数式をほとんど使っていないせいか、5時間くらいで大急ぎで読んでも、大筋は理解できたような気がした。対話になっているので、やや分かりにくいところもあったが、分かったような感覚にしてくれるのは、構成がうまいからだろう。■ボルツマンマシンやautoencoderと深層学習の関連なども紹介されていた。出てきた技術的な用語については、別途インターネットや参考文献で勉強する必要がある。■直接、深層学習を使った応用ができるようになる、といった実用書的なものではないが、原理的な理解のために詳しく読みなおしてみたい。2020/01/29
みかん。
7
教師あり学習、教師なし学習、過学習。複雑なモデルと複雑なデータは予測に向かない。2023/06/01
みるか
6
本書は読者として機械学習について全くの初心者を想定し,ほとんど数式を用いることなく,その雰囲気をストーリー(お妃さまが魔法の鏡を使って美しさの特徴量を機械学習させる話)の中で学んでいく内容です.重要なポイントは一通り抑えてあるので,機械学習の全体像を把握するための初めの一冊には丁度良いと思います.2018/04/30
しろくまZ
6
対話形式による機械学習の入門書。著者は有名な研究者。読了した感想は、正直なところ「分かったような、分からんような」である。本書を繰り返し読むべきか、それとも、もう少し専門的な文献を時間をかけて読んだ方がいいのか、思案中。2017/09/30