海峡の十字架【HOPPAライブラリー】 - 松前の百六人殉教

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海峡の十字架【HOPPAライブラリー】 - 松前の百六人殉教

  • 著者名:若林滋
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 中西出版(2017/04発売)
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  • ISBN:9784891152932

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内容説明

豊臣秀吉の天正禁令に始まる日本のキリシタン迫害史は、そのまま殉教史でもあった。
徳川幕府に引き継がれたキリシタン政策は、三代将軍家光の時代に苛烈さを増し、取り締まりと処刑による殉教が本州各地で引き起こされていく。
その弾圧の刃に追われて北へと逃れ、信者たちは津軽海峡を越えて松前へと渡った。
砂金採取に湧き金掘り鉱夫に寛大な松前で、穏やかな信仰生活を得たかにみえた信者たちを待ち受けていたのは、1639(寛永16)年夏、強まる迫害の中で起きた松前藩による信者106人の斬首だった。
幕末から近代にかけての北海道を見つめてきた著者が徳川幕府初期に挑んだ、キリシタン殉教略史。

目次

第一部 キリシタン殉教略史
第一章 北海道最初の福音使―迫害逃れ海峡を渡ったキリシタン
第二章 江戸と仙台の殉教―アンジェリス師とカルワルホ師
第三章 二十六聖人殉教―死の行進のスタート
第四章 ガラシャ夫人の死―細川忠興と小笠原一家の殉教
第五章 島原の乱―農民一揆で始まり“大殉教”で終わる
第六章 信者潜伏と維新後の弾圧―国家神道確立の陰で
第七章 信仰の自由と苦難―明治憲法発布から太平洋戦争まで

第二部 東日本の殉教
第八章 江戸の殉教―東北布教の中継地
第九章 北関東の殉教―沼田周辺にマリア観音
第十章 福島の殉教―保科正之の温情策
第十一章 山形の殉教―藩主一族の公家も殉教
第十二章 宮城の殉教―悲運の遣欧使節団
第十三章 秋田の殉教―鉱山、新田開発と切支丹
第十四章 岩手の殉教―西国の衰亡の後で
第十五章 津軽の殉教―藩主は穏便だった

第三部 松前藩と蝦夷地の殉教
第十六章 松前藩の成立と金山―秀吉と家康に取り入った慶廣
第十七章 蝦夷切支丹の曙―本州の迫害を逃れて
第十八章 千軒岳と切支丹―信者の隠れ里
第十九章 北限の大殉教―千軒岳、大沢川、石崎で百六人斬首
第二十章 蝦夷キリシタンの終焉―遺体を塩漬けで運び検死

第四部 殉教地の今
終章 殉教ゆかりの地を訪ねる―松前城、藩主墓所、大沢川、函館、仙台

年表
参考文献一覧
あとがき