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内容説明
東大生の3人に1人、偏差値最高峰の医学部では3人に2人が公文式の出身という調査結果が意味するものは? 日本全国に広がる「KUMON」の評判は海を渡り、今や49の国や地域にまで教室が広がっている。これまで斬新な視点から数々の学校や塾を論じてきた教育ジャーナリストが、世界で最も有名な学習メソッドの強さの秘密と意外な弱点を、今、明らかする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いたろう
44
「ルポ塾歴社会」で、小学校高学年でSAPIXに通い、中高一貫の進学校に入学して、東大専門の鉄緑会に通う「黄金ルート」について書いた著者が、それより前の幼稚園、小学校低学年で公文式に通うという、これもまた典型的なモデルを分析する。公文式の功罪、学習習慣が身に付く、計算が速くなる、進度という達成感が得られる、その一方で、学習というより訓練、パターンのみで考える力が育たない。だからこそ、低学年で「卒業」し、進学塾に切り替えるのが正しい公文式の使い方だと。これは、息子が小学生の時のことを思い出しても首肯できる。2017/03/23
鈴
42
当たり前だけど、公文にはメリットもデメリットもあり、向き不向きもあるということ。公文だけやってれば東大に行けるわけでない。息子はわりと向いているほうではあるが、最近行き詰まっているので読んでみた。2017/05/07
りょうみや
26
おおた氏は相変わらず分析が鋭い。タイトルから公文式絶賛の内容かと思いきや、前半は公文で良かったの声を集めて上げるが、後半は公文を弊害を手厳しく批判する。結論は公文は計算力を効率よく伸ばすツールでそれ以上でも以下でもない。理解を深めるよりも先へ先へ進むことに達成感を覚えさせる方針。また教材のステップ幅が細かいことが特徴で、無理なく進めていくことができて再現する力の強化にはなるが、難しい問題を考える欲求や学びの躍動感は得られないというところが印象的。2017/03/03
Nobu A
23
おおたとしまさ著書初読。懐かしの公文式。小学生時、1年か2年通ったな。筆者曰く公文式とは、子供の能力のごくごく一部である「計算式」を効率よく向上する(誤植→させる)目的に特化して作られた究極的にシンプルな「専用ツール」である(p. 198)を参考資料や公文式関係者、塾生、指導者、保護者等へのインタビューを通して詳らかに。万人に通用する単一の教授・学習法は存在しない。当然、公文式にも利点と欠点がある。明晰な分析と類い稀な文才、特に「おわりに」が秀逸。でも強いて言えば、英語をもう少し深堀りして欲しかった。2022/06/09
morinokazedayori
23
★★★★公文式の指導者、経験者、関係者への取材、公文の歴史やノウハウ、他の幼児教育との比較などを通して、公文式のメリットデメリットが分析されている。教育とは何か、人が人を育てるとはどういうことか、より深く考えてみたくなる。2022/05/28
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