内容説明
来日37年、日本に真の釈迦の教えを伝えた老師。
あなたにできることだけが、あなたの前にやってくる
ちっぽけな自分を楽しむ
1980年に来日し、40年近くにわたり日本に真の釈迦の教えを伝え続ける老師が、人生に降りかかる苦難を乗り越える方法を伝授。
大切な人を失ったら……、自らの死を受け入れるには……、邪悪な心が芽生えたら……、怒りを手放すには……、どうすればいいのだろうか。
(もくじ)
第1章 いま、ここで輝く
●遺された人が故人のためにできること
●後悔は人生を後退させ、懺悔は前に進む力になる
●自我は錯覚、変わらない「私」などない ほか
第2章 ありのままに見る
●死を受け入れるためにはどうしたらいいのか
●生きることに意味も目的もない
●仏教は昔から男女平等を貫いている ほか
第3章 自分の宿題をやろう
●何が不幸で、何が幸せかを見極める
●親は、「命を与えた人」と定義される
●子どもの宿題、親の宿題、先生の宿題 ほか
第4章 感情に振り回されない
●「さようなら。幸せになりなさい」が親の愛
●「自信がある」も「自信がない」も根は同じ
●他人の過ちを赦せない人が多すぎる ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西
36
過去も未来もない、あるのは今ここだけであること。今、自分がいる場所は、自分が選んだ場所であること。自信がない人と自信過剰な人は同じで、自分が特別な存在と勘違いしているからそう思ってしまうということ。私が嫌っている人の幸せを願うことができれば私は自由で幸福であること。自分が長年、自分のことを第一に考えてきたことに気付かされる。よく今まで生きてこられたなあ…。周りの理解に感謝。これからは自分が返す番2017/07/12
Tadashi_N
25
人間の不完全さを受け入れて、柳生学び続けることが大事。2020/01/10
江口 浩平@教育委員会
19
【考え方】 テーラワーダ仏教長老の著者が説く、感情に左右されない生き方のススメ。 【人生は苦だと承知していれば仕事やプライベートでトラブルが起きても「人生はうまくいかなくて当たり前」と泰然自若としていられます。】【「自信がない」も「自信がある」も、「自分はちっぽけな存在だ」などと思いもよらない不遜な人間である証】など、目の前の現実を素直に受け入れて謙虚に生きていくための考え方が紹介されています。我々は不完全な存在だからこそ、腐らずに愚直に成長を求めて考え行動に移すことを肝に銘じて生きたいと思います。2017/09/27
なつ
15
『人生で起きるすべての出来事は、その人に課された宿題。それは自力で終えない限り何度でも目の前に現れ、しかも、難易度はますます高くなる。絶対に後回しにしてはいけない』とてもよく分かる。今までたくさん経験してきたから。面倒だし、辛いし、嫌なこと、それが『宿題』だけど、でもたくさん経験して、学び、何とか乗り越え、もう繰り返さない!と誓って、後悔しないように生きることを目標にしてきたから、今、分かることがたくさんある。そして、わたしは『智慧』と『慈しみ』ということばが、好きだ。と改めて感じさせてくれた本、でした。2020/12/21
たかこ
10
マインドフルネス の勉強中にお借りした本。簡単な言葉で心にぐさぐさささってくる。「後悔は悪。過去はあなたが勝手に思い描いた虚像です。選ばなかったことにこだわるのは、時間とエネルギーの無駄遣い。」「人にかまい、かまわれる。それが心の栄養になる。」「年を重ねただけでは、大人にはなれません。自分を磨く努力を怠らない。」仏教の教えではあるけれど、人の真理であるような気がする。そして、瞑想の中でもいちばん好きな「慈悲の瞑想」、「生きとし生けるものが幸せでありますように。」これを呼吸を整えながらとなえる。静かな幸せ。2020/10/13
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