「帝王学」がやさしく学べるノート―上に立つ者が身につけるべき人間学

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「帝王学」がやさしく学べるノート―上に立つ者が身につけるべき人間学

  • ISBN:9784833422246

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内容説明

累計20万部のロングセラー『現代の帝王学』がわかりやすく読める!

真のリーダーを目指すすべての人へ

本書は、安岡正篤の「帝王学の基本」にある章立てのような3本の柱からなっており、
さまざまな具体的な歴史の事実を積み重ね、それらを実証し、体系立てたものとなっています。
よきリーダー、指導者たらんとする人に読んでいただくことで、未来を切り開く
指標・指南書になれば、それにまさる喜びはありません。

【著者紹介】伊藤肇(いとう・はじめ)
1926年名古屋生まれ。旧満州国立建国大学七期生。中部経済新聞記者。雑誌『財界』副主幹を経て評論家となる。1980年逝去。主な著書に『一言よく人を生かす』(生産性本部)、『伊藤肇の人間対談』(経済往来社)、『男からみた男の魅力』(産業能率短大出版部)、『経営者をささえる一言』(地方銀行協会)、『喜怒哀楽の人間学』(PHP研究所)、『十八史略の人物学』(プレジデント社)ほかがある。

【目次より】
第1章◆原理原則を教えてもらう師をもつこと
第2章◆直言してくれる側近をもつこと
第3章◆よき幕賓をもつこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤森かつき(Katsuki Fujimori)

28
伊藤肇氏の著作は殆ど読んだと思う。特に、「帝王学ノート」は座右の書とも言うべきもので、繰り返し読んだものだけど、度重なる引っ越しで行方不明になってしまった。本書は「現代の帝王学」に編集の手が入ったもので、分かりやすいけれども、伊藤肇氏によるピンと張り詰めた緊張感からくる味わい、というものが薄いように感じる。仮にも帝王学。『やさしく学べる』必要あるのかな? それでも、伊藤肇氏らしさは確り残っているので、懐かしさがこみ上げてくる。また引っ越しになりそうな気配があるので、片付けがてら古い本を探してみようと思う。2020/02/16

大先生

10
帝王学として、①師を持つこと、②よき側近を持つこと、③幕賓(顧問や相談役)を持つことの3つについて解説されています。サラリーマン側でも②は参考になると思います。「ノート」なので要点が簡潔にまとまっていますが、読み物としてはちょっと物足りない気がします。まあ、好みの問題かもしれませんが…。ところで、著者の伊藤肇氏は安岡正篤先生の弟子だそうです。道理で文章の雰囲気に似たものを感じるわけです。2021/12/22

Gokkey

9
帝王学という言葉自体を今まで誤解していたようだ。人をいかにコントロールするかというような、ドライ・無機質で、どちらかといえばカーネギー等の古典的なアメリカビジネス本のような内容かと思っていたが、本書はリーダーたるものの心構えや振る舞いを様々な文献を例に挙げていく。一冊通して何かを論じるような内容ではなく、それぞれの章にある言葉を拾い上げて自身の行動や思考に落とし込むような内容。こういうスタイルの本は決して嫌いではないし、オリジナルの文献にあたるきっかけづくりにはなる。2024/04/22

るい

7
「帝王学」を読んでみたものの、ちょっと難しい。そういう人にはこちらがオススメ!名言とエピソードがセットになっていて、読みやすくわかりやすい。古今東西の様々な人物たちが、何を思いどう生きてきたのかもつかめる。今の時代に合わないものもあるような気がするが、普遍的な原理原則もある。2017/05/07

6
帝王学とは、権力の学問であり、エリートの人間学である。漢の高祖の信頼の厚かった蕭何のあとを受けて、蕭曹の政とまでいわれる治世を気づいた曹参は知らなかった。決断力や実行力を伴った知識や見識を胆識といい、学問はそれを養うところにあると孔子はいう。面白い人生だったと言えるくらいに激しく活動できたら幸せだろうと思った。エピソードからさまざまな帝王学に結びつく事柄を挙げている。2017/06/01

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