内容説明
その死は怒れる“天使”の涙か、それとも――天性の作家エリカ・スピンドラーの名作、ここに復刻!
小さな町の警察官メラニー。といっても普段はご近所トラブルや駐車違反に対処する程度で、町で初めて殺人事件が起きたときも現場で嘔吐し、居合わせたFBI捜査官コナーに馬鹿にされる始末だ。そんなある日、メラニーは最近起きたいくつかの“死亡事故”の共通点に気がつく。被害者は皆、妻や恋人を虐待する暴力男だったのだ。これは過失や事故じゃない――神さま気取りの殺人犯は“闇の天使”と名づけられ、メラニーはコナーとタッグを組んで捜査に乗り出す。やがて思いもよらぬ衝撃の事実が明らかに……。怒濤のロマサス傑作!
*本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
7
ロマサス読みきりました。ロマンスと思い軽い感じと思いきやヘビーな内容。暴力を振るう男を密かに殺す〈闇の天使〉を探すだけかと思いきやいろいろ絡み合いまさかまさかの展開に。なんか半分ぐらいまでは読みづらいなと思ってたけど、たぶんこれは作者が意図的に書いてるのかな?とラストに思いました。も少し性格のいい人ばっかなら読みやすいのに、ちょっと現実的じゃないような。見えにくい伏線がちりばめられてて、最後にまとめあげてるのですごいなと思いました。2017/05/14
みるて
2
図書館の本 読了 初エリカ・スピンドラー2021/04/11
みみ45
0
すっごくおもしろくって一気読み。次は次は。。。。とよんでいったけれど、最後はちょっとがっかり。2017/05/27