内容説明
思春期なんてとっくに卒業……と思いきや!? 追いかけてくる自意識の罠。
あぁ、こんな大人になるはずだったのだろうか? そんな悶々とした気持ちの吐露に共感必至。自分だけじゃなかったという安心感、ななめ過ぎる視点に大笑い、でも減り続ける友だちを思う気持ちにほろりとしたりと、七色の感動が込められた珠玉のエッセイ集。
気になるテーマは、・初めての結婚願望 ・大人のパンチラ考 ・おひとりさまの年末年始 ・謙遜をサボる女 ・大人の恥ずかしいゴミ ・紫外線と女の本気 ・ちゃんとおばさんする ・鞄がもげる夏 ・「着ない服」愛好会 ・おろおろインターネット 他。
読んだら誰かに話したくなる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
❁かな❁
189
村田沙耶香さんの作品を読むのは3作目!村田さんのエッセイは初めて(´▽`*)村田さんのお人柄がよくわかり面白かったです★特に後半にいく程楽しくなる感じ♪『殺人出産』などスゴイ内容の作品を描かれている村田さんですがエッセイでは等身大のアラサー女子で共感できちゃうところもあって楽しむことができました♬自意識過剰ぶりが面白くてクスッとしちゃいます(笑)でもふき出しまくるようなエッセイではありませんでした^^;ただ1つの章だけ(英会話教室の話)私はツボで何回も声を出して爆笑してしまいました〜★面白かったです♬2016/03/18
pino
167
村田さん初のエッセイ。「思春期病」とは言い得て妙。三十路になってからの身体のコントロールのきかなさはあるあるだ。皺には自分を見抜かれている気がする。感情が脱皮する。懐かしいは感情を解凍する。などなどの独特な表現が好き。この本を読み、村田さんはぶっ飛んでるけど恥じらいもあり、チャーミングな人だと思う。数々の体験(コンビニのバイトも)から、昔の自分を発掘してはざらつき、新しい自分を発見してはドキドキ。はみ出しては、がっちりはまり込んでいたり。高齢になってからも、変化しながら大人になり続けるって、いいと思えた。2022/08/22
ゆにこ
68
お気に入りさんの感想から知りました。村田さんエッセイも出しているのですね。クレイジー沙耶香と呼ばれる村田さん、かなり変わった方なのでは?と思っていたら、わりと普通。昔の彼氏の話はドン引きでしたが。革で出来た首から下げるペットボトルホルダー、中身はエビアン(笑)懐かしい。2016/05/24
lonesome
68
面白かった。色診断の先生に「うん!サマーぶってますけどね……あなたはスプリングです!」と言われてしまった村田さん。読み始め、これ、村田さんやんな?って思わず関西弁で確認してしまったくらい意外性があって、左側だけ裂けるパジャマの話や自棄になって水着を二着買った話やパンチラについて真剣に考えてるところなど何度も笑ってしまった。笑まさに自分の思う、笑えるのに時々切なくもなるエッセイの理想型。そして「好きな音楽は部屋の隅で蹲って聴きたいほう」という言葉にどんな音楽が好きなんだろうととても興味がわいた。2016/01/05
ぶんこ
62
まだ賞を取られる前の本を数冊読んでいただけで、著者の事を全くと言っていいほど知りませんでした。このエッセイを読んでいて気になり検索してみると、目尻の皺の目立つ写真。目尻の皺が目立つということは笑うからでしょうから、素敵な毎日をおくられているのだと思う。友の愚痴を温かくとらえているのに感動したり、病院選びに共感したりしつつ、自意識過剰ぶりに驚きました。年々自意識も薄れてくると思うので、今が過渡期なのでしょうか。可愛い人だというのが読後感です。2017/08/10




