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内容説明
◆最新のAIを駆使したソフトが、プロ棋士を打ち負かしたり、AIが関わった小説が星新一賞の第一次審査を突破したりと、AI(人工知能)という言葉を新聞で見ない日はありません。さらには、AIが金融や人事、教育などの具体的場面に登場し、ビジネスマンのみならず、一般の人の関心も高まっています。本書では、AIの全体像と世の中へのインパクトをコンパクトに解説します。
◆今回のAIブームは、正確には第3次ブームで、「深層学習」という技術がポイントになります。簡単にいうと「大量のデータからAIが自分で関係性や特徴を割り出し、判断・行動する」というもの。AIが人間の能力をこえるとされる2045年の世界を俯瞰し、AIに関する技術やそれによって起こるビジネス・生活上の変化について、いくつかの章を使って解説します。日本にとってこれからどんなチャンスがあるのかにも触れます。
◆著者は、野村総合研究所で同分野の調査にあたっているエキスパート。AIに関する類書は、その技術面にフォーカスを当てたものか、社会の変化をおどろおどろしく書いたものがほとんどで、全体像を解説したものはほとんどない状態。「話題のAIが何なのか、ざっくり知りたい」というニーズに応えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
129
AIという言葉はかなり昔からあり、今は第3番目の時期を迎えていることをいわれています。たしかにAIといっても様々なことに対して言われていますが、今はディープ・ラーニングということなのでしょうか?さまざまな業者が今ここに乗り出そうとしています。ビッグデータバブルはたまたフィンテックバブルが過ぎたと思ったら今度はAIですか?何がこれから本流になるのかこれだけ出てくるとあまりわからなくなります。少し整理してくれる本でも出してくれないですかねえ。2017/05/02
501
18
自動車の自動運転、Siriなどを例に取りながら小売業、農業など産業への活用を解説し、RINコンピューティング、4次元企業の視点からAIを取り入れた現代のビジネスのあり方を論じる。実社会にAIが深く組み込まれてつつあり、パラダイムシフトを促す力を持っていることを理解できる、AIの現状とこれからを俯瞰する良書。2017/08/03
501
17
ディープラーニングという言葉が浸透しはじめAI関連の本が随分と増えてきた。企業のAI開発への投資が盛んになっている。AIがSFの世界のものではなく、ますます実生活に応用され、ネットの検索をはじめ知らず知らずのうちに生活になくてはならない技術となっている(なりつつある)。本書はそんなAIの今現在とこれからの展望を殆ど予備知識がなくても分かるくらいに平易に纏められていて面白かった。2017/04/28
たみ
11
2017年発行、①なぜいまAIが注目されているのか➁AIでこんなこともできるようになった➂AIが変える社会④AIの未来を見据える企業たち➄AIは人間の仕事を奪うのか⑥日本に勝機はあるのか、の全6章。わりと簡単な文章で約200ページ、サラ~ッと読めるのが魅力の本。AIがどういうものなのか、というよりも、それがある(発展する)ことによって周囲や自分がどう変化するのか、というほうに興味があるのは私だけではないと思う。2017/05/30
nbhd
10
IT関連書で何冊か「野村総合研究所」の本を手に取ってきたのだけれど、そのたびに、この総合研究所文体って何なんだろう?と感じる。特徴は、わかりやすい、だけど引っ掛かりがない、読みやすい、だけど実存がない、客観的で網羅的、だけど可愛げがないと、ポジとネガが交錯する。いわゆる「それっぽさ」は、まるでChatGPTのようだ。まぁ研究レポートなので、文学的なものを求めるのはお門違いではあるのは重々承知だけど、人に伝えるってことには、「わかりやすい」だけではない要素が、ある程度、盛られていることが大事なのかもと思った2024/01/10
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