内容説明
『騎士団長殺し』は、あの章にすべての謎が……?『1Q84』『女のいない男たち』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』……村上春樹のこの10年の作品を名物コンビがメッタ斬り!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
210
フンッ(笑)2017/06/25
吉田あや
70
最高だった。騎士団長を読み終えた後のお楽しみの中で一番楽しみにしていた本書。大好きなメッタ斬りコンビの声に変換されて、ネット番組を見ている気持ちで爆笑しながらあっという間に読み終わってしまって寂しい!でも本になっていると、いつでも好きなところをすぐ読めるから嬉しい。しかも「騎士団長殺し」だけでなく、「1Q84」「色彩を持たない__」「女のいない男たち」の対談まで収録されていて大大大満足。多崎くんは粉砕される勢い!個人的には好きな作品だけど、たしかに多崎くんはまあ、もうちょっと話を聞こう笑。(⇒)2019/10/12
修一朗
51
村上長編は暗喩を散らしつつも少々の齟齬や未回収は気にしないよ,という作風なのは知っているし,面白く読むことを主眼に読むのでギモンが残ってしまうことがよくある。そんなわけで,あの大森サンと豊崎サンが数々のギモンを解いてくれるのかっと期待したら,どちらかというと物語の破綻点を指摘していくような評論本だった。二人の語りにはハルキ愛が感じられてそこらの書評家より細かくかつ軽い。残念ながら100ページ以降は直近3作品の解説になってしまったので,未読の「1Q84」パートは飛ばし読み。遡って1Q84を読むことにしよう。2017/06/11
テクパパザンビア
49
面白かった。騎士団だけやなく多崎つくる&1Q84までメッタ斬りしてくれたのでクロや青豆を思い出して楽しめました。村上春樹読んで訳わからんかったんは私だけじゃなかったんだ…。渡辺淳一化に納得。2018/03/28
yumiha
39
「メッタ斬り!」ちゅう凄いタイトルに、恐れおののきながら少しワクワクもして読了した。対談されている大森望の言う「便乗本」も、豊﨑由美の言う「人気コンテンツに便乗したコバンザメ」も、自分の立ち位置をちゃんと把握しておられるので、安心して読めた。お二人の言われることに、そうそう、そこは私も納得いかなかったんだよねとか、おおっ!それ、気ぃつかんかったわとか気楽に読ませていただいた。村上春樹の描く〈僕〉に好感を抱いたこともなく、ヒロインたちも血が通った人間というよりも〈僕〉に都合がいいだけの存在に見える私。2021/04/14
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