内容説明
日本の美が新たな姿でよみがえる
日本人なら誰もが親しんできた百人一首の和歌を美しい英語に。英語を知りたい人にも日本の美をもっと知りたい人にも最適の一冊。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
32
三十一文字にどれだけの情報を詰め込むんだ、という和歌の英訳に興味をそそられないはずはない!この本を読んで、詠人や詠まれた背景、当時の政情や人との繋がりに気をとられていて、大意は知っているけれど、ひとつひとつの言葉をきちんと確認していなかったな、と実感した。古語辞典、英和辞典、百人一首の入門書をお供に存分に楽しんだ。言葉と向き合う時間は新たな発見がいっぱい。英訳された和歌はなんともスッキリしたものだった。和歌によっては、意味するところをすべて詰め込むのは難しいよね。2017/04/18
あや
26
長い事積読にしていたものを一気に読む。あらためて英語で読むと桜を詠んだ歌が多いことに気づく。また、ミナノリバー、タツタリバー、マウントカグなどの地名の表記が面白い。英語で読むとまた違った詩情が立ち昇ってくる。あとがきによると、百人一首は1865年に最も古く英訳された日本文学なのだとか。翻訳の種類も幾通りもあるらしい。百人一首は私の短歌の原点なので、また読み返したい。2025/06/26
Haruka Fukuhara
12
リービ英雄やドナルド・キーンの存在でもうあまり驚かないけど、そうは言ってもやっぱりすごい努力の賜物なのだろうと感嘆する。百人一首の英訳対照。高校生くらいの瑞々しい感性に勧めたいけど(ちょうど今の仕事柄そういう年代に近いこともある)現実にはこういう趣味的な本に手を伸ばせるのはもう少し大人になってからという人が多い様子。もっとも感性に年代は究極的には関係ないとも思うので、若い方にも人生経験豊かな方々にもお勧めです。後書き(英語で書かれて翻訳されたもの)がまたなかなかの名文で色々と考えさせられました。2017/06/15
Ryoichi Ito
10
著者は1959年,アイルランド生まれ。2008年出版の"One Hundred Poets, One Poem Each"(英訳・小倉百人一首)で有名になった。現在,万葉集の全訳に取り組む。日本の古典が世界の多くの人びとに届けられるのはすばらしいことだ。巻末に長い「あとがき」がある。私には,日本語の和歌より英訳の方が歌の意味がよくわかる。2022/09/17
takaC
9
著者の意気込みと試みは理解するが、自分はこれをどういったテンションで読めばいいのかよくわからなくなった。2022/10/21




