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内容説明
日本人はどこから来たのか。日本国はどのような過程を経て成立したのか。著者は紀元前に遡り、『古事記』『日本書紀』などの国内の史料のみに拠らず、半島や大陸の文献を渉猟して東アジア全体を捉え、日本列島に王権が確立してゆく古代史を俯瞰する。卑弥呼、神武、ヤマトタケル、応神、雄略、聖徳太子…日本列島生まれは一人もいない! 紀行前から6世紀末まで、ユーラシアを貫く壮大な古代史。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽっぽママ
11
あまり理解できたとはいえないが日本、半島、中国の資料を読みこんだ著者の努力は素晴らしいと思います。ただ半島の王が日本の天皇を兼ねていたなら伝承なり何なりそうした痕跡が少しはあってもいいのじゃないかと思います。2016/03/10
活字の旅遊人
10
推理小説か?と言われながら、いずれこの説が広く受け入れられ?
黒蜜
2
いろんな意味で、面白かったです。大陸側の史書を起点に記紀や日本古代史を解きなおすということをやって視点自体は面白いし新鮮だし、なんだけどね。まぁこんな突飛なことをしてるからアカデミーの人ではないんだけど、突飛すぎるせいか著作は多いんだよね。一言でいうと、日本古代の指導者はだいたい大陸からやってきた、という主張。讖緯説、音が似てる、字を入れ替える…そんなことで我流にいろいろ解き明かしてくれます。20年くらい前の聖徳太子だけの時は結構説得力あったんだけどな…。なので一言、信じるか信じないかはあなた次第です。2020/04/12
鉄鍋
2
難しかった。得体の知れない漢字がやたら出てきて面食らった。唯一、理解できたのは日本国(倭)がこの世に存在するのは大陸(中国・韓国)のお陰だとわかった。 しかし、何故に今その韓国と仲が悪い?尊敬にお値する国なのに軽蔑しかないのは悲しい。2019/08/17
Junko Yamamoto
2
トンデモ本ですが、視点は新鮮でブレてはいない。2016/10/17