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内容説明
リーダーシップの権威であるJ.コッターが、自身の提唱する「組織変革を成功させる8段階のプロセス」を幅広い層に、わかりやすく示したビジネス寓話。組織変革のダイナミズムや、それを成し遂げるためのリーダーシップのエッセンスが、ペンギンのコロニーを舞台とした物語に凝縮されている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
76
変化への適応を組織、ヒト、そしてプロセスの観点で振り返る。概念を噛み砕いてくれる助っ人が、ペンギンたち。意識、見える化、そして土壌形成を踏まえQuick Winから新たな文化として根付かせる過程。如何に個性を活かすかと、如何に”異”を踏まえて前進させるかが転機。論理性を基礎として、感受性に訴えることができるかが問われる。小手先の手法で終わらせないためには、心底の信念と人間性は必須。あまりハイライトされていない気がするが、党首の引き際もお見事。文字通り、立つ鳥跡を濁さず! 2019/10/13
Hideto-S@仮想書店 おとなの絵本 月舟書房
50
かわいい表紙ですが、寓話形式で書かれたビジネス書。ハーバードビジネススクールの教授による『企業変革力』『ジョン・コッターの企業変革ノート』に続く三作目。前二作が組織のトップに向けて「感情より理性に語りかけた」のに対し、本作は、中間層に情緒的に伝える内容になっています。自分達のコロニーがある氷山が溶け始めているのに気づいたペンギンが、変革チームを組織し、戦略を立て、行動習慣を見直して新しいライフスタイルを構築するというストーリーを通じて、著者の提唱する【8段階の変革プロセス】を学べるように構成されています。2014/10/22
けんとまん1007
40
行動変容。個人としても、組織としても。いろいろな場に当てはまる。最初の5人(限定はしないが)のチームの重要性が、一番、印象に残る。役割分担によるチーム力の相乗効果。もし、自分はそのチームのメンバーだとすると、誰になる(何を担う)のかな・・・。2020/10/11
ココロ
30
★★★ 「選択肢は二つ。うるさがるペンギン数羽を取るか、溶けて崩れ落ちる氷山の上で悲鳴を上げる仲間を取るか。私ならうるさがられるほうを取るわ」と言ったアリス、格好いい! こんな風に言い切れる人になりたいもんだ(アリスはペンギンだけど)。 変革するメンバーは、同じ能力でなく別々の能力を持った者が望ましいとのこと。私は5羽の中だと誰になるんだろう。私の周りの人はどうだろう。2021/06/20
パスティル
22
問題解決に導くには、どう自分が行動するべきか、様々な話し合いを通して、危機回避をしていきます。ビジネス書ですが、寓話なのであっという間に読めました。2015/10/21