集英社文庫<br> 春、戻る

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集英社文庫
春、戻る

  • 著者名:瀬尾まいこ【著】
  • 価格 ¥473(本体¥430)
  • 集英社(2017/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087455410

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内容説明

結婚を控えたさくらの前に、兄を名乗る青年が突然現れた。どう見ても一回りは年下の彼は、さくらのことをよく知っている。どこか憎めない空気を持つその“おにいさん”は、結婚相手が実家で営む和菓子屋にも顔を出し、知らず知らずのうち生活に溶け込んでいく。彼は何者で目的は何なのか。何気ない日常の中からある記憶が呼び起こされて――。今を精一杯生きる全ての人に贈るハートフルストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

309
私にとって瀬尾さん作品2作目です。表紙も可愛く、ストーリーもほんわかあったかい。今のように暖かく春らしい陽気の日に読むのにぴったりでした。 お兄さんの正体はところどころ小さくヒントは出ていたものの意外な人物でした。最後はお兄さんが誰であろうがお兄さんはお兄さんで、そのままそばにいてと思ってしまいました。つらい状況の時、私も自分のことばかりで周りが見えなくなることが多々あり、忘れたい過去も多々ありますが、こちらが気づかないだけで影で気にしてくれたり支えてくれる人がいることが本当に大きな力になると思います。2017/04/16

さてさて

308
「春、戻る」、というとても瑞々しい響きが印象的な書名のこの作品。そこには、主人公・さくらが封印した過去の記憶の中に、次へと進むためのヒントが隠されていました。ある日いきなり現れた『おにいさん』の存在に振り回される さくら。結婚を前にして、過去のふりかえりが求められる大切な日々の中に、そんな さくらを導くように関わり合いを持つ『おにいさん』の存在。ファンタジーなのか、現実なのかの中間点をふらふらと揺れ動く瀬尾さんらしい物語の展開に、すっかり魅了されたこの作品。清々しい余韻がいつまでも残る、そんな作品でした。2021/07/26

zero1

269
どこかにあなたを見ている人がいる。それだけで挫折があっても生きていける。和菓子店の山田と地味な結婚が決まった36歳のさくら。目の前に現れたのは、兄と名乗る年下の男。さくらに厚かましく料理を教えるこの男の正体は?教員時代の失敗や父親不在は作者の経験が生きている(後述)。人の繋がりって何だ?家族でなくても人は強く濃く結び付くことができる。本書はそれを証明した。読めば分かるが「卵の緒」、そして19年本屋大賞「そして、バトンは渡された」にも通じる作品。地味だが読みやすく、瀬尾エッセンスがいっぱいの一冊。2019/12/07

AICHAN

174
図書館本。ある日突然現れた12歳も年下の“おにいさん”。しかし、会ったことも話したこともない青年だった…。どういうことだろうかと読み進めていくうちに、何となくわかりかけてくる謎。それがワクワクでページをめくる手がとまらない。最後はたとえようもなく温かい。瀬尾まいこは2冊目だが、この作家に今は引き込まれていく。しばらくは原田マハの作品とともにこの作家の作品もむさぶり読むことになりそうな予感がする。2020/06/27

扉のこちら側

163
2018年134冊め。人に対する警戒が猜疑心点が小川作品の魅力の一つではあるものの、突然現れた自分の兄を名乗る年下の男の存在に対しての主人公とその周囲の反応が薄くて、このご時世大丈夫かと心配になった。彼の正体については途中から想像がつくものの、その行動に至る彼と彼女の最初の出会い方と別れに至るできごとが少し切なくて、読後感はじんわり。2018/05/08

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