文春e-book<br> 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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文春e-book
2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

  • 著者名:英『エコノミスト』編集部/土方奈美訳
  • 価格 ¥1,833(本体¥1,667)
  • 文藝春秋(2017/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163906409

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内容説明

・自動運転車によって、都市の車両数は90%減少する。
・誰もがARグラスを使用するようになり、その技術はやがて眼球自体に組み込まれる。
・プライバシーは、飛行機のビジネスクラスや別荘のように、富裕層だけの贅沢品になる。
...etc
グローバルエリートを中心に、世界200ヶ国以上で読まれている英『エコノミスト』誌が、人工知能(AI)、バイオ、農業、医療、エネルギー、軍事、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)など、20の分野の「2050年のテクノロジー」を徹底予測! 未来のテクノロジーは経済・社会・人間の幸福にいかなる変化をもたらすのか!?

【目次】
はじめに 破壊的で大規模な記述の変化「メガテック」
第1章 日本のガラケーは未来を予測していた
第2章 ムーアの法則の終わりの先に来るもの
第3章 第七の波、AIを制する者は誰か?
第4章 なぜデジタル革命では生産性向上がみられないか?
第5章 宇宙エレベーターを生み出す方程式
第6章 政府が「脳」に侵入する
特別SF1 傷つく自由(アレステア・レナルズ)
第7章 食卓に並ぶ人造ステーキ
第8章 医療はこう変わる
第9章 太陽光と風力で全エネルギーの三割
第10章 車は編まれ、住宅は印刷される
第11章 曲がる弾丸と戦争の未来
第12章 ARを眼球に組み込む
特別SF2 博士の救済(ナンシー・クレス)
第13章 人工知能ができないこと
第14章 プライバシーは富裕層だけの贅沢品に
第15章 10億人の経済力が解き放たれる
第16章 教育格差をこうして縮める
第17章 働き方は創意を必要とされるようになる
最終章 テクノロジーは進化を止めない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

96
エコノミストの「2050年の世界」を読んでからこの本も読もうということで積読でしたがようやく読むことができました。技術という側面に焦点を絞って比較的実現しやすそうなものをかなり理論的な話などを含めて説明してくれています。とくに第3章の「第七の波、AIを制するものは誰か?」は最近の状況ではないかと思われるくらいです。2018/01/28

Miyoshi Hirotaka

34
人間が考えつくものはいずれ実現する。ベルヌの「月世界旅行」は冷戦期の米ソの航空宇宙エンジニアの共読本。ウェルズの「解放された世界」では、核兵器と空母による渡洋爆撃が予告された。ディストピアを描いたオーウェルの「1984」やハスクリーの「素晴らしき世界」に登場するテクノロジーはすべて実用化されている。人間はテクノロジーを作るが、テクノロジーも人間を作る。また、テクノロジーは無機で善悪はない。善悪は人間だけのもの。2050年の世界をユートピアにするのもディストピアにするのも、人、人、人、すべては人の質による。2022/01/08

たかしくん。

27
図書館で借りて、ざっと一読。7章「食卓に並ぶ人造ステーキ」は、なんか「サピエンス全史」の終盤の議論にオーバーラップするところが。ともすると、AIが人間を上回るとも取られかねない予測が、随所で書かれ、既にそれだけで未來小説? ので、巻中の特別SFがウソとは思えなくなってしまいますね~。2018/03/22

T坊主

27
1)益々時代の変化は激しくなるようですが、人間の二極化が益々進むのか? 確かに技術が進むことはいいのだが、昨今の日本人の東芝問題、日産車検査問題、神戸製鋼問題、日本の劣化が著しいのでは?日本だけの問題なのか?2)医療にしても進歩は学者、技術者の自己満足?何千万円の機械で国や患者負担が大きくなり、数年長生きして何の意味があるのだろうか?管に支えられた長寿国に何の意味があるのだろうか?もっと根本的な解決法がるはずだ。もっと自然の食品、できるだけ加工しない食品そいう物こそ大切なのではないか。答えはシンプル2017/10/15

izw

24
2050年の技術に焦点を当てて、エコノミストの記者や専門家が寄稿した18編の論考とSF作家による2編のSFから構成されている。全体に優れた論考が多く、図書館で借りて読み終えたのだが、再度読み返したく、書店で購入してしまった。未来を予測する本は、その時点がきたところで、どの程度外れているか、どのようにトンデモない予測をしていたかを振り返るのが楽しみである。2017/10/14

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