内容説明
おとなしい性格で、目立ちたくない小学4年生の小松君。ある日から、古い本棚に住むザシキワラシと話すようになり、そのせいでクラスの学級委員になってしまった。しかもその後、いろいろな問題が起こってきて……。第24回小川未明文学賞大賞受賞作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カヤ
5
挿絵の入りかたが好みだった。カラーもたくさん。ザシキワラシはくいしんぼう。あと青山くんと仲良くなったり、クラスとの子のかかわりにほっこりした。2017/03/02
timeturner
4
冒頭の風太の作文を読んで、いまどきの子はこんななのか?!と思っていたら、意外な方向に話が進んで面白かった。風太のおかあちゃんの服が思いっきり「大阪のおばちゃん」ぽくて笑った。2018/01/30
sugar
3
風太くんはおばあちゃんの家から本棚を引き取り学級文庫にします。学校に置くとザシキワラシがでるようになりました。そこから風太くんは新しい友達ができたり、学級新聞を作ったりと成長しはじめます。管理作業員の杉ヤンに壊れた本棚を直してと頼るシーン好きだな。なんでも出来る杉ヤン👌皆んなの関係性が良い☺️2025/02/14
tamago
3
おばあちゃんの家から持ってきて、学校に寄付された古い本棚に座敷わらしがついていた。大人しくて目立ちたくないボクは座敷わらしのせい(おかげ?笑)で変わっていく。軽い文章でサクサク読める。2、3年生から。2017/05/17
小6の哲ちゃん
1
主人公の僕が、ざしきわらしに委員長にさせられる。のんびり派の僕としては嫌だったけどやっていくうちに楽しくなる。面白かった。今日の夢にまで出てきたよ。8月末まであと34冊。2021/01/18