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内容説明
爆発的成長を遂げる組織、スタートアップ。起業を志す人、新事業立ち上げに携わる人が増えた昨今、そこで培われた方法論は高い価値を持ち始めた。一方Microsoftで多くのスタートアップを支援し、現在、東大産学協創推進本部で講義や起業サポートを行う馬田氏曰く「日本が健全な社会を維持するためにスタートアップが不可欠」と主張する。なぜスタートアップが必要なのか? 逆説的で反直観的な思考法が爆発的成長をもたらすのか? そして東大生がスタートアップを学んでいる理由とは? 孫泰藏氏、推薦!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飯田健雄
39
若いのに、いい経営書を書くねと思った。この本は、緩い磁力をもった性質を持ち、私は、クリップみたいに、離れては、ひっついて、2日で読んでしまった。30才以上も歳が離れているので、「感動しました」とは書けません。経営学の概念も、「どーたら、こーたら」とか、知ったかぶりして言いません。経営学書は、読後感が爽快であれば、良書です。この本は、その意味で、スタートアップに関する著作では、良書と思います。2017/07/28
KAKAPO
28
スタートアップとは、急成長する組織のこと。「はじめに」の物語に登場するスタートアップの中で、私が知っていたのは、Facebook・Instagram・Amazonだが、いずれもITを余すことなく活用している企業であり、当然のことながら本の前半はスタートアップにはITありき、という雰囲気が漂う。話はスタートアップに重要なアイデア・戦略・プロダクトの順で進むが、ITを利用する側にいる私にとって、前半は少々読みにくかったので、第3章のプロダクトから読み始めたところ理解が進み、俄然面白くなって駆け足で読み終えた。2018/03/30
nekozuki
15
会社の方に紹介いただき読了。最後のキャリアへの応用はなかなか面白い。内容面で特に気になったのは、小さい(が今後急成長する)市場の独占は、国内のほとんどのスタートアップができていないし、そもそも市場分析が雑だということ、CEOはファイナンス等に詳しくなくていいとあるが、それであれば詳しいメンバー(CFO)は必須で、ファイナンスの巧拙次第でスケールできるか否かは大きく変わるということ。2018/01/12
なつこ
7
個人的にはとてもよかったーーー!GW明けからまたエンジンかけて頑張ろうと思えた!ときどき読み返す一冊になるな。2017/05/05
はるびー
6
スタートアップビジネスの種をを黎明段階から上場クラスの拡大段階までのしあげる考え方。頭では分かっているけど現状はそううまくいかない(だからこそ大企業はイノベーションのジレンマに陥るのですが)。まずはごく一部のエクストリームユーザーから顧客体験を引き出しインサイトを引き出しユーザーから愛される体験を設計すること。グロースはまた別物。2017/05/03