貧困のハローワーク

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貧困のハローワーク

  • 著者名:増田明利【著】
  • 価格 ¥623(本体¥567)
  • 彩図社(2017/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801301764

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内容説明

累計40万部突破のベストセラー「今日、ホームレスになった」シリーズの著者が今回取材対象に選んだのは「貧困ビジネス」。
飯場労働者、シングルマザー風俗嬢、ソープランドのボーイ、ブラック企業のSE、テレビ番組制作会社AD、日々紹介の労働者、職業ホームレスなど、17の仕事の現状をインタビューで解き明かしていく。
貧困ビジネスを通して現代日本の闇が浮かび上がる。著者渾身のルポルタージュ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

66
これは、抜け出すのにどれだけ運と根気と勇気とその他諸々が必要なんだろう。明日が見えないまま動き続ける辛さが、ここにはあるような気がする。以下メモ。飯場には独自の売店よろず屋がありかなりのぼったくり、うっかり散財すると抜け出せなくなる。風俗から抜け出せない母子世帯。格安のランチの裏でブラック企業は暗躍する。生活保護受給者は何もしないのが仕事。その生活保護者の生活を再建すると言って食い尽くす業者。ボランティアの炊き出しよりも、高級クラブの食べ残し、ほぼそのまま捨てられる高級食材。2023/02/24

ごへいもち

34
私に力があったらなぁ~。プロのホームレスの暮らしには笑った。ちょっと救い2017/04/15

おいしゃん

31
17種類の裏稼業に従事する人々の生活談。おいしい待遇に見えるのはやはり裏があるし、楽に稼げる仕事はやはりないんだとつくづく思い知らされる。2019/07/28

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

28
風俗や飯場など様々なブラックな職場で働いている人々のルポ。派遣社員を転々として雇い止めになり、無職になり日雇いや短期のバイトで食べつなぐ人たち。誰が派遣社員なんて考えたのだろう?社員にとっても会社にとってもいずれは社会にとっても何一ついい事がないではないか。考えついた奴は責任を取った方が良い。貧困の人たちが増えると、社会にいい事がないとわからんかったのだろうか?一部だけ金持ちになるとどれだけ歴史が後退することか。努力が足りなくて自己責任と言い無関心な人にも必ず社会の貧しさの影響を受ける時が来る。2019/03/05

青色夜ふかし

27
増田明利、サラリーマンルポライター。低収入者層へのルポが多い。▼日雇い、期間工、派遣、アルバイト、自爆営業(ノルマ達成の為の買い込み行為)過重労働、過剰罰則金、誇大採用広告、不健康問題・低モラル、労災隠し、パワハラ、ワーキングプアー、裁量労働制度を悪用した未払い残業。▼飯場のルポは黄皙暎の「客地」を彷彿とさせた。逆の意味で「客地」は精緻な描写だったんだなと、再認識した。2017/12/07

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