双葉文庫<br> あの日の花火を君ともう一度

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双葉文庫
あの日の花火を君ともう一度

  • 著者名:麻沢奏【著】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 双葉社(2017/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575519181

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内容説明

中学3年生の夏。大柴美緒は、同級生の林田律紀と付き合い始めた。律紀とのことを日記に書いていた美緒は、ある日、筆跡は自分だが見覚えのない文章を見つける。そこに恋人として出てきたのは、律紀の親友、高梨桐哉だった。その年の8月31日、2人で花火を見た夜、律紀が交通事故で帰らぬ人となる。悲しみ暮れる美緒を隣で励ましたのは桐哉だった――時空を超えた愛を巡る、軌跡の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

dr2006

53
異性の幼馴染を意識し始め、やがて恋人になる瞬間のヒリヒリした描写が繊細で引込まれた。桐哉、律紀、楓、美緒は仲良し4人組の幼馴染だ。その中で主人公美緒と律紀の二人が付き合うことになったが、初の花火デートの帰りに律紀が事故に遭い死ぬ。残された桐哉は絶望と哀傷の美緒を支え、その優しさに美緒も救われていく。3年後、美緒は同じ花火大会に桐哉と出かける。「一番大事だと思う人と付き合ったら、その人がいなくなった時が辛い。」と云った美緒の真意が深くて刺さる。もし律紀が生きてたら?運命に抗う事の代償について考えさせられた。2020/08/31

ピロ麻呂

44
初読みの作家さん。書店に平積みされていて購入しました。予想以上におもしろかった!美緒が大好きな男性と付き合うきっかけは、元彼が死んでしまったこと…もし、元彼が事故で死んでいなかったら付き合うことはなかった。その事故をなかったことにできたら?究極の選択を迫られる美緒。そして、結末がせつなすぎる(>_<) 誰しも考える、「もし、この人と恋愛していなかったら?違う人生だった?」の悲しいラブストーリーでした。2016/08/28

ミホ

36
お名前は変わってますが、エブリスタで好きなイアムさんの作品と思い購入。縦書き…!(喜)イアムさん作品は起承転結が好みだったのですが、こちらはいつもとティストが異なる感じ。読み易さは変わりないのですが、沢山悲しいことがある。(重め)こういう作品…最近凄くプッシュされているように思うのですが、人気なのかな?帯通りです、『幸せをなくす代わりに後悔をひとつなくせるとしたら、どうする?』選択をすることは難しい。切ないと奇跡とを絡めた物語です。2016/08/17

佳蓮★道央民

35
★★★★★★初読み作家さん。本当に面白かった!!これは皆に本当にオススメします!花火大会が見に行きたくなった!私は桐哉の方が好きかな!桐哉の意外な一面が見れてドキドキした(≧▽≦)この麻沢奏さんの作品が好きになったから追って行こうと思います。お勧め♪♪ 2017/07/14

玉響

34
“自分の幸せがひとつなくなる代わりに、後悔をひとつなくせるとしたら、どうする?”今の幸せと過去の後悔を天秤にかけたとき、彼女の出した答えは余りにも残酷で切なかった。得たものの代わりに失ったものはかけがえのない存在で。「また明日」そう言って別れた彼の、優しく微笑んでくれた彼の、そっと囁くように私の名前を呼ぶ彼の、私を包み込んでくれる彼の、あの温かさは――もう消えてしまった。けれど、どんな選択をしても正解などないのだから、選んだ未来を、これからの未来を後悔のないように生きていくしかないのだと、そう思います。2016/12/12

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