内容説明
「移動は常に早歩き」
「挨拶はされる前にする」
「返事は誰よりも早く」
「話をしている人を見る」
この「行動四原則」で、
弱小吹奏楽部をわずか2年で
全国大会出場へと導き、
“夢の頂”に挑んだ若く熱き教師の
指導・育成法とは! ?
吹奏楽は集団でひとつのものを同時に作り上げていきます。 多くの人間でひとつのことを成し遂げるのですから、そこには協調性や責任感、さらに物事に真面目かつ積極的に取り組む姿勢など、いくつもの「人間力」が必要とされます。
その人間力を、全国大会にいたるまでの3年間にいかに育むか。
それが肝心なのです。
――本文より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よつば
7
きっと素晴らしい先生で、生徒も素晴らしい体験をしているのでしょう。でも、公立中学で、コンクール前日深夜0時(当日)のミーティングなど、私には理解できない世界です。生徒だけでなく、保護者の理解と協力、経済力も必要。そんなにしなくては全国を目指せないのですね。それから、吹奏楽コンクールは『人間コンクール』って、危ない思考ではないかと思いました。銀賞より金賞の方が、人間が優れているのでしょうか。頑張っている人を否定するつもりは全くありません。ただ、私にはちょっとついていけません。2018/09/23
KTakahashi
3
30歳を超えたばかり,中学校の先生の奮戦記。全国大会4回出場。うち,1度は金賞。実績十分です。定期演奏会の最後の曲マイ・ウェイに込められた思い。30歳後半になったら,もう一度,本を書いてほしい。2018/03/04