攻殻機動隊小説アンソロジー

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攻殻機動隊小説アンソロジー

  • ISBN:9784063650181

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内容説明

また新たな攻殻ワールドが誕生した。’80年代後半に誕生し、世界の有名クリエイターに多大な影響を与えたSFの最高傑作『攻殻機動隊』。SF史に燦然と輝く『攻殻』の世界を人気作家たちが独自の視点で書きおろした小説アンソロジー!  参加作家は円城塔、三雲岳斗、朝霧カフカ、秋田禎信、冲方丁。カバーデザインは原作者の士郎正宗描き下ろし!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆかーん

61
いやぁ~!面白かった(笑)『攻殻機動隊』が大好きな人は勿論、SF好きな人ならば誰でも楽しめそうです。特にお勧めなのが、朝霧カフカさんの『Soft and White』。無人島に作られたリゾート施設で、見るものすべてが幻に見える「合成現実」を使い豪遊する大富豪たち。しかし、この特別なシステムを盗もうと、とある国家が狙ってきます。電脳娯楽という新しい発想にワクワクすると同時に、攻殻機動隊最大の敵である『笑い男』や、『 S.A.C. 2nd GIG』に登場した久世英雄の登場など、美味しい部分満載でした!!2017/06/09

p.ntsk

44
5人の作家による攻殻機動隊のアンソロジー。それぞれに攻殻の世界の香りが感じられる作品でした。朝霧カフカの『攻殻機動隊 Soft and White』は「笑い男」のあおいと「個別の11人」の久世が登場。2つを繋げるエピソードとなっています。繋げる必然性はないとは思いつつも試みは面白いと思いました。三雲岳斗の『金目銀目』はスタンドアロンコンプレックスに入れても面白そうな一編だと思いました。やはり登場するしないにかかわらず草薙素子という存在ぬきには攻殻の世界は語れないと思いました。2017/06/29

宇宙猫

30
★★★ 攻殻機動隊の世界観でおもしろく読めた。ちょっと無理やり感がただよう作品もあったけど。2017/05/18

さくりや

27
運命的に発見したので購入。「shadow.net」1番好きかも。論文調でドライな語り口と哲学的テーマが原作っぽい。初見の作家さんだったけど芥川賞受賞者なのね……!確かに芥川賞っぽい!「金目銀目」ダンタリアンの人だ!普通にミステリだった。シンプルで読みやすいしこういうのも良いかも。「Soft and White」分かりやすく同人。オマージュの仕方にモヤるんだよな。文ストも秒で挫折したし、この作家さんとは相性が悪いのかもしれない。装丁お洒落すぎん。特にカバー。残りの2作はコメント欄で2020/12/03

タツヤ

25
アニメの攻殻機動隊に近い。感情の起伏が乏しく、押井守的キャクターが多かった。どれも面白い。2023/04/01

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