内容説明
明治元年、維新後の日本。困窮した故郷を救うため、幼馴染みを残して京都にむかった睦月。そこで出会ったのは、志を同じくするもどこか不思議な雰囲気を持つ青年顕世だった。陥穽うずまく京の地で本名をさらすことはできず偽名「睦月」を名乗ったが、顕世と過ごす時間がやがて睦月の心を紐解いてゆく。貴方に、名を呼んでほしい。僕の、本当の名前を。切ない本格歴史ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きなこ
19
電子版。明治初期のまだまだ混乱していた時代。愛する農村を救うため、京に出てきた睦月の素直でまっすぐな性格が気持ち良い。(それだけに最後はどうなる事かとハラハラしたが)内偵という人の裏を探る仕事をしている顕世には新鮮だったろうなぁ。そして麻吉がこの時代のたくましさの象徴のようで、話に明るさを添えてくれた。楽しく読了。2016/07/27
リリー
17
久我さんのホワイトハートでの初作品とのこと、確かに本屋さんで見つけた時には意外な気もしました。しかも題名が「背徳の契り」…しかし中身はさほど背徳感もなく、いつもの久我作品でした(o^^o)明治初頭の謀反を企てる男たちのお話ですが、BLで歴史上の人物が出てくると妙にドキッとしますね…何だか申し訳ない気分というか、えっそこをBLの創作に使って良いの?みたいな。大久保利通や木戸孝允の名前をまさかBLで見るとは思わなかったので、そこが私的には1番「背徳」感を覚えました(笑)2017/06/14
うにすけ
16
作家買い。この時代はちょっと難しいんですよね…詳しいともっと面白いのかなと読了。どうなってしまうのかちょっぴり不安になって読んでしまった。一番あー…ってなったのはイラスト…木刀の握り方が逆です。そうじゃないのよぉぉ。2016/06/12
きょん
13
明治維新直後の混乱期に政府高官直属の密偵が居たなんて知りませんでした!まずこの設定で勝ちですね、面白かった。2016/08/10
tanya
11
受が真面目で素直。目的のため突っ走るのではなく、よく考えて行動してるなと思う。離れても最後に会えるのはお約束。楽しく読み終わりました。2016/06/24
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