青春新書インテリジェンス<br> 人は死んだらどこに行くのか

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青春新書インテリジェンス
人は死んだらどこに行くのか

  • 著者名:島田裕巳【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 青春出版社(2017/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784413045063

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内容説明

世界中で宗教が衰えつつある現代だが、誰も逃れることのできない「死」については、私たちはまだ宗教の力を必要としている。仏教、神道、キリスト教、イスラム教など世界の宗教はその誕生から死をどのように説明し、そして現代の私たちにどのような救いを与えてくれるのか。原罪が重要な意味をもっているキリスト教。来世を現世に続くものとしてとらえているイスラム教。自らの生にすら執着しないことを解く仏教──。各宗教の死生観を知ることで、現代社会の根本原理とその病理が見えてくる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オカピー

6
神様、仏様、死生観、宗教全般について、考えるきっかけにはなった。宗教によっては死生観も違いがあることも知った。でも、宗教ばかりに頼ろうとする姿勢は好きではない。目に見えないものより、目の前の現実を直視する。わからない未来や来世を不安視しすぎて宗教に頼りすぎる。自分で努力した上での神頼みならOK。日本人て面白いなと思う。正月には初詣に神社に行くし、人が亡くなったら仏教でのお葬式もするし、法事もするし。キリスト教徒でなくても、クリスマスやハロウィンを楽しむし。あまり考えない方がいいのかも。2023/02/10

noko

2
神道にあるのは基本、儀礼。神を祀る事が一番重視され、中身はシンプルで修行とかもない。死後、人の魂の行方をうまく表現したのは柳田國男。日本人はご先祖になることを目標とする意識がある。自分も死後祀られたいと願っている。春は田の神として里へ来て、冬、山の神になり見守る。仏教という宗教は死ぬ為に存在しているとも言える。インドにも日本にも輪廻があるが、インドでは逃れたいもの。インド仏教は中国でかなり変化し、時間が経ってから日本に伝わった。など、様々な宗教の死の概念を解説している。イスラム教の天国概念はシンプル。2022/08/06

佳蓉

1
最近読んでる系の本の中では硬かった そして、本によって各宗教の解釈が異なる これも、伝わっていく中で変化していく様を表しているのかなぁー 2021/06/04

s.k

1
生きると死ぬは同義。人と宗教の在りかたについて、筋が通っていて分かりやすく解説された一冊。2017/02/21

ぬま

0
なんだかなぁ…という感想。いろいろとつっこみたい部分があった。2018/11/23

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