集英社オレンジ文庫 家出青年、猫ホストになる

著者名：水島忍【著】/緒花【イラストレーター】

集英社（2017/03発売）

• ISBN：9784086801188

内容説明

入社前に就職先が倒産した渚。ひとまずバイトに励んでいたが、「どうせお前が就職できるのはうちの会社ぐらいだ」と家族はバカにするだけ。ある夜、すさんだ気持ちで家出した渚は、神社で迷い猫チャーと出会う。入れ替わりを願ったところ、翌朝、渚たちは本当に入れ替わってしまう。チャー（中身は渚）を探しに来た男・上小路に拾われる渚（中身はチャー）だが…？【目次】第一話　オレが猫ホストになったワケ/番外編　チャー子猫物語/第二話　チャーの大好きな人/第三話　上小路のヒミツ/番外編　チャーのジェラシー

目次

第一話　オレが猫ホストになったワケ
番外編　チャー子猫物語
第二話　チャーの大好きな人
第三話　上小路のヒミツ
番外編　チャーのジェラシー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[おかだ]

タイトルまんま。家族と仲悪くて家出した青年が、神社で猫とひと晩過ごしたら「私たち、入れ替わってる～？！」ってなって猫カフェで働く話。まぁ猫カフェは人間に置き換えたらホストクラブみたいなものかも？これは、これで続編が無かったらビビるほど何も解決してない投げっぱなしジャーマンスープレックス状態で終わっている。消化不良気味…。オレンジ文庫だしBLではないのだろうなと思いながら読んでたけど、なんかもう逆にちゃんとBL展開にしろよ！ってイライラするくらい男同士が好き好き好き好き言い合う。中途半端は一番良くないで～。

2019/06/13

[飛鳥]

大学生の渚の就職先が倒産し実家の家業を継げと迫る家族に辟易し、家を飛び出すも行くところがなく神社で夜を過ごすことに。そこへ茶虎の美猫のチャーと出会い、渚は猫になりたいと願ったところ、朝になるとチャーになっていた。チャーを探しに来た飼い主の上小路に拾われ、彼の仕事先の猫カフェで猫として接客することに。人間になったチャーと猫になった渚のギクシャクした行動にほのぼのした気持ちになれます。続編があったら読んでみたいです。

2017/09/26

[hautan]

入れ替わりになってしまった猫と人間のコミカルなお話。ややＢＬの香りあり(*^▽^*)この分だと結局、元には戻れないのね(-ω-;)ウーン。表紙が可愛いので購入したけどそこそこ暇つぶしになった本でした

2021/08/17

[へへろ～本舗]

序盤という感じでちょっと消化不良。何かが足りない〜。設定は面白い。『渚』となったチャーが可愛い

2017/01/21

[bookshelf_yt07]

就職活動失敗から家族と折り合い悪くなり家出した青年・渚と猫カフェの看板猫チャーの身体が入れ替わる話。チャーの飼い主兼猫カフェ店主の上小路が特異な状況をすんなり受け入れてしまう器の広さと変わり者具合が良い。

2023/07/04