山と溪谷社<br> ヤマケイ文庫 若き日の山

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山と溪谷社
ヤマケイ文庫 若き日の山

  • 著者名:串田孫一
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 特価 ¥352(本体¥320)
  • 山と溪谷社(2017/03発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
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  • ISBN:9784635048323

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内容説明

思索的な独特の味わいのある文章で知られる串田孫一の、山にテーマを求めた初のエッセイ集。
詩人の愛情、哲学者の思索、登山家のつよさ、串田孫一の山の文学の原点。

初版は1955年、河出書房より刊行され、のちに実業之日本社が他の随筆を集めて1冊にまとめた。昭和63年には集英社文庫に収録。
そして2001年、山の名著を集めたヤマケイ・クラシックスの1冊として、著者本人が推敲を重ねた完全版として復刻。

本著はその「ヤマケイ・クラシックス 若き日の山」に、初版本のカットを収録、表紙イメージも含め、原著のもつ雰囲気を大切にして復刻した貴重な文庫版です。

「孤独な洗礼」「風の伯爵夫人」など、串田孫一の初期の代表作36篇を収録。

※本書は原本の雰囲気を生かすため固定レイアウト版で電子化をしており、串田孫一独特の挿画と味わいのある文章の組み合わせをお楽しみいただけます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つちのこ

2
初出は1955年に河出書房より。私が持つ著者のイメージは山の文学者としてあったが、巻末の履歴を見ると、早熟な登攀者の姿が浮かび上がる。わずか15歳で戦前の剣岳八ッ峰、小黒部谷。17歳で本書にも収録された谷川岳の堅炭岩KⅢの初登攀をしている。戦後は本業の東京外大教員以外に音楽、絵、詩作、映画製作等もした多彩で博識の人である。処女作となった本作はどこから読んでも肩がこらない文章で、夜が更けるのを忘れてその詩的世界にどっぷりと浸かれば、至福の一夜を過ごすこと請け合いである。2020/01/16

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