内容説明
糖尿病患者の末路は「腐るような死」である。日本では四十歳以上の十人に一人が病を持ち、確実に若年齢化が進む恐怖の病。自覚症状もないまま、そのうち恐るべき症状を呈し、苦しみのなか死に至る――。不規則な生活とストレスにある新聞記者の著者が、糖尿病発病から闘病生活、そして“生還”に至るまでの葛藤の日々を記録した貴重な「体験」報告書。糖尿病を通して、豊かな経済大国日本と物欲文明の“盲点”に問いかけるベストセラー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
63
知人に透析を受けている人が何人かいるので、糖尿に対する恐怖感は人一倍ある。これは新聞記者である著者が実際に体験した闘病記という事で、病気の実態に興味を持って読む。ただ読み終えた感想としては薄いという印象しか持てない。こちらが本当に読みたいのは行われている治療法とかデータを元にしたものなのに、綴られているのは主に著者の気持ちや感覚なのでそこにまず違和感。糖尿病は特効薬のない病なので、そこはエッセイみたいに読めたが、後半の医者へのインタビュー等はもっとデータ等を示して欲しかった。思ってたのとは違う読後感。2020/12/10
二人娘の父
0
病との向き合い方。一つの実例として参考に。しかし執筆時点から、30年近い年月が経過し、糖尿病をめぐる状況も大きく変わっているだろうと思う。その辺りを探りたい。2020/01/11
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