内容説明
ベストセラー「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」の著者による愛と勇気と生きる希望がわく言葉集。まわりの優しさに気づき、心がほっこりする「言葉のちから」。3000人以上のがん患者と家族に生きる希望を与えた、人生を最期まで楽しむためのエッセンス。読めば、憂いが晴れて、希望がわき、心が満たされる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuko
14
がんになった時の気持ちの持ち方。当事者の気持ちを知る助けになるかなと思い、手に取った。人に寄り添う言葉をかけられるようになるには、話すだけでも聞くだけでもダメで、対話が必要。心がけて品性を磨き、寄り添えるようになりたいです。2016/08/05
夫婦善財餡 汁粉
7
あたえれば,うけとれる。的な言葉に感銘を受けた。 マタイ伝ですよね。 ご夫婦のインタビューなども,独身の私ですが,「もしも既婚者だったとして,このような絆のあるご夫婦のインタビューを心おだやかに読めただろうか?」と考えると,やはり人間性の向上をはからねば・・・・独身とか病気だとかそうでないとかじゃなくって,自分を高めていかねば!と心に誓ったのでした。2016/07/02
ひめぴょん
2
各章の見出しだけでも、味わえます。序章 自分より他人のことを優先すると、自分の悩み事が小さくなる 第1章 人間は生き方を変えられる・尖った正論よりあたたかい配慮。・相手が受け止めた言葉が、あなたの言葉になる。→思いもかけない受け止め方をされたとしても、口から出たその言葉は自分の言葉には違いはない 第2章 ・大切なものは目に見えない。人は目に見えるものを奪い合っている。・人は人で傷つく。ただし、生きる力も与えられる。→何にせよ人との関わりが無になる人生なんてありませんから。2016/09/09