内容説明
将棋で優勢になる手筋が満載!
将棋は、ルールを覚え、基本戦法を覚えても、それだけではなかなか勝てるものではありません。
定跡どおり駒組みができたとしても、そこからどういう方針で指していけばいいのか、どうすれば優勢になるのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで役に立つのが手筋です。
手筋とは長い将棋の歴史の中で確立された「部分的な形において優勢になる手」のことです。
「この手を指せれば優勢になる」という見本がすでにたくさんあるわけですから、何を指していいか分からないときは、手筋が実現するのを目指して指せばよいということになります。
手筋と一言にいっても、作戦勝ちする手筋、駒得する手筋、大駒を成り込む手筋などさまざまです。
これらの手筋を系統立てて、たくさん覚えることが棋力アップの近道となります。
本書では特に初~中級者の方が迷いがちな、序盤と中盤の手筋を436個収録、次の一手問題を解いていくことでそれらが自然に身につくようになっています。
問題を解いて、解説を読んでいくうちに「将棋って、こうすれば優勢になるのか」と分かっていくはずです。
ぜひ本書を皆様の棋力アップに役立てていただければ幸いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
R
41
何度も反復練習して、全部覚えたい一冊だった。3~5手くらいでの優勢を考える問題で、難度もほどよくて自分にはよい本だった。答えを見たら、なぜそこが見えなかったんだと思う筋も多くて楽しいし、数をこなすと、おおよそのあたりがつくようになるのが、強くなった気分になれてよかった。何度か見たことあるような場面もあって楽しいんだが、攻めの手が多くて、守りの手なんかももうちょっと勉強したいと思った。2022/09/10
hk
19
将棋には局面の「急所」というものがある。それを「筋」だったり「手筋」などと呼ぶのだ。月並みな指し手では容易に攻略できない敵陣も、手筋を用いればアラ不思議。僅か一手で混乱をきたす。本書はそんなGスポットを一問一答形式で436個紹介していく。初級者には手筋とは何たるかを知るのに適し、中上級者には迅速に局面の重心を見つける訓練として使える一冊だ。序盤中盤で戦機を捉え膠着状態を打開するための技を知りたくば、本書はもってこいではなかろうか。わけても最弱のコマである「歩」を用い敵陣に風穴をあける手筋は初中級者必見だ。2020/04/30
hiroy
4
ようやっと読めた。む、難しい…。何問以上解ければ何級とか何段とかの目安が出ていて余計に凹む。そうかあ。オレまだまだそんなに弱かったのかあ(泣)。まあ言って半分正解くらい。全然見当違いのものとか注目してるポイントは合ってるけど手順が違うせいでそれほど得できないから捨てたスジとか。ひと目の手筋のイッコあとに読むレベルだと思うので丁度よかった。ただ後半は鬼手、奇手、あっと驚くただ捨てのスジが跋扈するのでこのあたりは実戦ではムリじゃね。次の一手問題は詰め将棋と違って全て読み切らなくてもよいので流し読みするには楽w2019/10/23
睡眠不足
2
ほとんど分からなかった何周かしてみます!2024/01/03
りお
1
1日何ページ、のように進めるのが吉か。かなり長い2021/10/28