内容説明
【マンガで解説! 地図が満載! いちばんやさしい地政学の本!】「自国第一主義を強めるアメリカ」「EUを離脱するイギリス」「南シナ海へ進出する中国」「ますます混迷を極める中東」“なぜだろう?”その疑問を解決するのが、地政学です。地政学は、地形によって、国と国の関係がどう変わるのかを考える学問。国の周りに海があるのか、山があるのか、隣の国はどんな国か、地理的条件からその国の利益と繁栄を考えます。地政学を知れば、国の行動基準や、争いの理由がわかるのです。そして、アメリカやイギリスなどを筆頭に、急激に“内向き化”する世界を読み解くには必須の知識だと言えます。 ○人気世界史講師による、超ビジュアル国際情勢入門! ○世界各国を中心にした地図を収録。その国になりきるのが国際情勢を知る近道! ○アメリカ大統領選挙、イギリスのEU離脱、フィリピンの強硬外交、ISとシリア……世界の“今”は地政学で読み解ける!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
20
目から鱗の連続。戦争が絶えないエリアがある理由、イギリス、日本のような小さな島国が繁栄する理由、北朝鮮の地理的不利条件などなど、地理を見ると、歴史的、政治的、経済的にそれが起こっている要因がスッと入ってきます。一石二鳥以上の価値ある地政学は学校教育に取り入れたらと感じました。2017/06/07
ルル
16
図解されているので分かりやすいです(*^^*)メルカトル図法!なつかしい(*^^*)2017/05/05
ジョン
13
地理の見方がガラッと変わった。地理ってこんなに面白かったんだ。振り返ると、学生時代、地理の授業はつまらなかった。変な地名を見つけることしか楽しみがなかった。しかし地政学という学問を知れば、歴史はもちろん戦争がなぜ勃発するのかも簡単に理解できる。こういう見方もあるんだよ、と教えてくれれば、もっと若いときから世界の見方が違っていたかもしれない。2017/08/31
Riopapa
12
様々な国家の政策がイデオロギーよりも地理上の制約で作られるというのは納得。日韓、日中関係も当然、そうなる。話し合いは必要だが、それだけではどうにもならないことも多々あるようだ。2018/08/04
miyatatsu
12
なぜイギリスが一時期でも世界最強と呼ばれていたのかなど地理という面から考えています。私自身あまり地理に興味は持てていなかったのでとても新鮮な気持ちで読むことができました。今後地政学の勉強をしてみようかなという気持ちになりました。2018/02/25