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内容説明
ゆうちゃんとともちゃんは、赤ちゃんの時から仲良しです。毎日隣どうしの家を行ったり来たり。ふたりは一緒に遊ぶのがうれしくてなりませんでした。ところがある日突然、ともちゃんが隣町へ引っ越すことに……。ともちゃんのお母さんが「来週、引っ越しなの。ゆうちゃん、新しい家に遊びにきてね」と言いました。でも、ともちゃんは、だまったままうつむいています。「いやだよう……。ともちゃんがいなくなるなんて、いやだよう!」ともちゃんが帰ってしまうと、ゆうちゃんは大声で泣いてしまいました。それからのゆうちゃんは、ともちゃんに“さようなら”を言えなくなってしまいました。幼稚園から帰る時も、だまったまま。遊んだ後にも“さようなら”を言うのがいやで、ともちゃんと遊ばなくなってしまい……。友だちの引っ越しは、悲しくあるけれど決して友だちでなくなるわけじゃない、というメッセージを込めたあたたかい一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
68
生まれた病院から一緒で、家も隣同士のゆうちゃんとともちゃん。おそらく親の転勤とかなのでしょうがともちゃんの引っ越しが決まる。子供の頃の別れは突然だし止められないから寂しい。社会人の私から言わせれば、絵を見た感じでは、ともちゃんの家は持ち家っぽい感じだったし、いつかまた帰ってくるのではと推測します(笑)。2023/06/04
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
38
【あとでっていつ?】の宮野聡子さん。赤ちゃんの時から仲良しのゆうちゃんとともちゃん。おうちも隣同士で毎日一緒に遊んでいました。ある時、ともちゃんがお引越しをすることに。さよならするのが嫌で、前日まで距離を置いていたゆうちゃん。どうにもならない悲しみや思いがヒシヒシと伝わってきてジーンとしました。離れてもずっと友達だよ。2018/05/03
山田太郎
33
娘が悲しいお話だったと持ってきた。笑える話か泣ける話持ってきて、なんかその他の話は勧めてこないのはなんでだろう。2017/09/25
たまきら
24
娘はそこまでたった一人のお友達と仲良くしているわけではないのですが、このお話は切なかった様子。先日、保育園のころの仲良しが長崎へ引っ越したことも関係しているのか、「わかるなあ」だそうです。ちなみに引っ越した子とは半年近くあってなかったのに、会ったらあっという間に遊びだす中でした。さよならはやっぱ、寂しいね。2020/06/03
どあら
21
図書館から借りて読了。2020/12/09