内容説明
江戸っ子の財布の中を拝見!――デフレ不況の今、日本人はやりくりが大変! だから「モノ」の値段には誰もが敏感になる。生活する上で必要な衣・食・住をはじめ、何事にも必ずお金がかかるから、人は常に物価に影響されないでは生きられない。しかし、物を手に入れるためにお金を支払うのは、現代だけの話ではない。それは江戸時代の人々も同じだったはず。では、江戸っ子たちは何にいくらお金をかけて暮らしていたのだろうか? 本書は「長屋の家賃はいくら?」「一カ月の生活費は?」「屋台のそばはいくら?」「居酒屋の飲み代は?」「寺子屋の学費は?」「相撲の入場料は?」「大井川越えの料金は?」など、生活用品、食べ物、交通、お洒落、医療、娯楽など、お江戸の様々な「モノ」の値段を徹底追究! さらに、その「モノ」にまつわる様々なエピソードや、時代による物価の変遷なども紹介。お江戸の庶民の生活模様が見えてくる、意外な話題が満載の本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こぽぞう☆
14
図書館本。特に「意外」ではないが、興味深く読んだ。最初に通貨の交換レートと円換算でだいたいいくら(金一両がだいたい8~10万円)と書いてあるので、ざっと計算しながら読んだけど、本文中で円換算してくれればもっと読みやすかったと思う。2019/03/27
さいちゃん
9
とっても興味深く読めました。「油を売る」「井戸端会議」などの言葉の始まりなど、言葉はもちろん、食べ物の名前も江戸から始まった物もたくさんありました。また、当時の人達は、一日28~60キロも平均して歩いていたらしくビックリ!!歩いて3分の距離も、車で移動しちゃう私としては、なんとも情けなく・・・。江戸の価値、文化など、とても勉強になりました。2014/06/02
椿
2
江戸時代のモノの値段の説明。時代小説や時代劇を思い出しながら、興味深く読んだ。2014/04/30
桜井青洲
1
江戸時代の生活に関わるもの値段と共に当時の時代背景をみせた一冊。意外という銘打つほどでもないけども様々な文化をしることが出来た。多少足りとも江戸時代の金額換算がわからないと読んでいてややこしくなってしまうものかもしれない。娯楽文化などは中国かたきているものばかりで驚いた。2014/01/23
結城あすか
0
取り扱われてるのはごく一般の江戸の人々の生活に関わる物の値段だし、それらの価格も江戸時代の生活様式や経済体制を知っていれば納得できる値段であるから、何が《意外》なのかよくわからないにょ。2004/01/24
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