よくわかる信号処理：フーリエ解析からウェーブレット変換まで

著者名：和田成夫

森北出版（2017/03発売）

• ISBN：9784627785816

内容説明

本書は，信号解析と信号処理システムの設計にとって重要なフーリエ解析と，1980年代に生まれたウェーブレット解析について記述した，信号処理のテキストである．波形を図で示し，概念を実感して学べるように工夫した．また，例題と演習問題を多数用意している．

目次

第１章　信号処理とは何か（信号の加工；簡単な信号処理の例（演算による雑音除去）　ほか）
第２章　信号の解析と表現（周期信号；フーリエ級数展開　ほか）
第３章　信号の変換（フーリエ変換；短時間フーリエ変換　ほか）
第４章　信号のディジタル処理（連続時間システムによる信号処理；離散時間システムによる信号処理　ほか）
第５章　信号処理システム（システムの数式表現；ディジタル信号処理システム　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Tk O]

周波数解析やディジタルシステム等の幅広い内容を扱う。まず1章で信号処理を概観した後、2章では、フーリエ級数展開やウェーブレット級数展開等を解説する。第3章では、信号変換として、フーリエ変換やウェーブレット変換等を解説する。4章では、サンプリング定理や離散フーリエ変換等を解説する。5章では、ディジタルシステムの数式変換やFFT等を対象とする。個々の説明は必ずしも難しくないが、標本化定理が後半部で出てきたり、関連項目（フーリエ解析等）が複数章に分散されている等の理由により、入門者は難解に感じる可能性あり。

2024/05/27

[kamekame]

わかっている人間の確認用。初心者は読めない。

2019/01/31