内容説明
つまずきやすい量子力学についての記述を抑え,バンド構造を視覚的にわかりやすく解説した半導体デバイスの入門書です.エレクトロニクス分野にかかわる人間にとって,半導体デバイスはいまや必須の知識となっています.本書は,そのような幅広い読者に向けて,量子力学を前面に出さずにやさしく説明します.半導体のしくみから集積回路まで,基本を無理なくしっかりと理解できるようになっています.
目次
1章 結晶と自由電子
2章 エネルギー帯とキャリア
3章 半導体のキャリア密度とフェルミ準位
4章 半導体中の電気伝導
5章 pn接合とダイオード
6章 バイポーラトランジスタ
7章 金属、半導体、絶縁物の接触
8章 電界効果トランジスタ
9章 集積回路概論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
したぎ
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授業の参考書として。半導体の基礎固めでよかった。電子回路、集積回路は飛ばした。2015/01/27
四葩ましろん♪
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半導体デバイスについて学部2,3年生が学ぶのにちょうどいい内容なのではないでしょうか。筆者が冒頭に書いたように量子力学的な厳密性の記述は控えめなので量子力学で躓いてしまった私向きな本でした。また、薄い本の割にはpn接合、MOSなどで確実に抑えたい各特性の導出についての数式がしっかり書かれているので自分の手で導出計算しやすく例題で具体的な数値を用いて演習を行う事もでき、独学に向いている。ジィーの半導体デバイスのような辞書的な参考書を横に置きつつメインはまずこの手の本で勉強するのが正攻法かと思います2012/08/23
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