孔子を捨てた国――現代中国残酷物語

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孔子を捨てた国――現代中国残酷物語

  • 著者名:福島香織【著者】
  • 価格 ¥1,018(本体¥926)
  • 飛鳥新社(2017/03発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784864105408

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内容説明

ともに儒教を文化の基盤にしているから「中国人とは理解しあえる」と信じる日本人はいまだに多い。

だが、習近平政権下の空前の儒教ブームは、政治に敏感な彼らの保身のための口パクにすぎず、中国人はとうに孔子を捨てていたのだ。
「つらの皮厚く、腹黒く、常に人を疑い、出し抜くことを考え、弱いものを虐げ、強いものにおもねりながら生きていかねばならない」中国人の苛烈すぎる現実を、当代一のチャイナウォッチャーが取材。

共産党独裁下で想像を絶する生き地獄に苦しむ人々。厳しい社会階層のヒエラルキーの中で管理、コントロールされ、言論や思想の自由も許されない大多数の国民が直面する、冷酷無比の支配システム、過酷すぎる政治権力闘争、血で血を洗う近代史をできるだけ具体的に描写。
「実際の中国社会は儒教を建前とした残酷な世界なのだ。日本人的な甘ったるい善意や真心が中国人に通用すると期待してはいけない」
2017年、トランプ政権とともに米中は新たな緊張関係を迎え、日本も必ず巻き込まれる。
「日中の関係改善を期待するよりは、この残酷で腹黒い国と対峙していかねばならないことの大変さ」を覚悟する全5章。

弱者の人権はとことん踏みにじられ、知識人への政治的迫害と拷問、臓器売買犯罪、カルト宗教がまん延する社会……凶悪事件や大事故、人民蜂起が相次ぐ中国の闇。月刊誌の名物連載、待望の書籍化!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Noriko D

62
まえがきから中国の残酷な現実が語られる。民主主義の国々でしか生活したことのない私には、価値観の全く違う、自由がない、善悪のひっくり返った中国共産党の支配下で生きている人々の現実の厳しさ、辛さ、鬱憤を少し垣間見ることができたような気がする。日本が中国共産党に乗っ取られることなく、民主主義を、自由を守り続けられますように。2020/06/30

tak

7
何度か行く機会が有ったので再読。なかなか勢いを感じた都市部に比べ、確かに何となく、田園風景の中には、気持ち悪い感覚は有った。2018/12/29

しろくまZ

7
現代中国の(裏?)事情。中国社会の実情は”リアル北斗の拳”で、正に何でもありの状態らしい。2017/08/28

tak

7
他国のことだと思わない方が良いね。政治的な意味ではなく、日本でも精神的虐殺は局所的に有る。生物としての生存競争の一つの姿なんだろうけど。ボケずに人格ある人として研鑽し、単なる生物には成りたくないものだね。2017/05/01

まさやん80

4
産経新聞社の記者で、中国に駐在していた経験のある著者が綴る現代中国の現状。日本ではなかなか報道されない中国の残酷な事件を、あくまで報道ソースを明らかにしながら、証拠のないものはないとしっかり明記して紹介していく。 率直に言って、ここまでひどいのかと驚愕しながらも、いや有り得るなと思わせるのが今の中国である。中国では底辺の人が食いものにされていると思っていたが、この本を読んでその思いはさらに強まった。日本は、そんな残酷な中国に対峙していけるのか心配になる。2018/05/22

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