ハヤカワ文庫NF<br> 哲学のきほん 七日間の特別講義

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ハヤカワ文庫NF
哲学のきほん 七日間の特別講義

  • ISBN:9784150504908

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内容説明

哲学者のように考えるには? 哲学者と読者の1週間にわたる対話を通して、よりよい人生を追求するための思考法を学ぶ。ドイツ気鋭の哲学者が贈る画期的入門書、ついに文庫化。(『あなたを変える七日間の哲学教室』改題文庫化)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

24
 対話形式なので分かりやすくスッと入っていく。哲学って大学とかで学ぶイメージですが、幼少期からかみ砕いてもいいかも。2020/03/31

りえこ

21
何度も途中で止まり、やっと読み終わりました。まだまだ理解できていないことだらけです。又、何度も読んで、考えていきたいと思いました。2017/08/20

Miyako Hongo

13
哲学と言うよりは倫理社会の本かな。歴史上の哲学者の話は出てくるけれど、そのあたりの知識を目的にした本じゃない。まず個人的な疑問ありきから始まる。どう生きるべきか、他人とどう付き合っていくか、この世界とはどんな物なのか、知識はどこまで信じられるか…。対談形式で難しい言葉を使わずに書いてあるから、中高生に読んで欲しい本だと思う。ただ、対談形式ってとっつきやすいけど引っかかり易い。この“読者”の発言、普通に読んでる人が感情移入して頷ける感覚じゃないし。□知識を与える本ではなく、思考(行動)を促す類いの本。2019/04/28

大先生

12
哲学の本には、大きく分けて①哲学史系、②哲学やってみる系があると理解していますが、本書は②ですね。昨日の私は「案外、哲学向いてるかも!」なんて、調子こいていたんですが、今日は自信喪失。やっぱり哲学無理かも(苦笑)。道徳に客観性があるか?っていう部分は、ガブリエル氏と共通する問題意識(脱構造主義志向?)で興味深かったんですが、スッキリ理解できる内容ではありませんでした。まだ試行錯誤中ですかね。戦後フランスの独壇場だった哲学の分野で、ドイツの若手が逆襲を狙っているのかな?というのが何となく伝わってきますね。2021/03/10

湿原

7
対話形式で読み易いのだが、哲学の『基本』といってもテーマは謎ばかりなので、なかなか読み進められなかった。一つ分かったのは、人間は「知る」という言葉一つとっても、定義できないのだから、「知る」ことについて、おいそれと簡単に話してはいけないと言うことだ。そういえば、ソクラテスは何も知らないことを知覚していたから、ギリシア一の賢者であったとデルフォイの神託を証明して見せたし、孔子も孟武伯から、あなたの弟子たちは仁があるのかと聞かれても、「知らず」と答えたのだった。どの世界でも、賢者は言葉の重さを理解していたのだ2022/12/14

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