内容説明
この春高校生となる少女・秋津島榛奈は、全国うっかりランキング10位以内にノミネートされる(弟・孝雄談)以外はごく普通の女の子。海辺で祖母の形見であるオカリナを吹いていた彼女は、急な高波にさらわれたところを「ある生き物」に助けられるのだが──? そしてその「出会い」から、榛奈の日常は少しずつ波乱を含み始め、そして──。『ダブルブリッド』の中村恵里加が贈る、かなり奇抜なボーイミーツガール&ファーストコンタクト・ストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
8
【再読】見た目の雰囲気とは裏腹にほのぼの成分少な目でシャチ氏に対して不気味さが誤解がとける最後の方まで残る展開。実際の人外との交流となるとほのぼの展開にはなかなかならんよなとは思うもののちょっと思っていたのとは違う感じ。2023/06/04
光心
5
女の子にとって、こういう男の子が理想なんじゃねぇのとか毎度毎度思ったり。ダブルブリッドの中村さんの作品にしては、グロシーンが最後の方しかなかったのは珍しい?w グラのような、何処か抜けてるけど大事な場面ではちゃんと榛奈を守る姿はカッコイイよねぇ。続きはないだろうけど、あの後が気になるよなー。グラの仲間も人間になって学校に侵入とかしたりしたら面白そうでもあるが、誰が人間で人間じゃないのかがわからなくなりそうだw2017/07/08
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
4
さわやかなイラストでてっきりボーイ・ミーツ・ガールと思ったら、喋るシャチとの交流が始まって、と思ったらなんか不穏な展開になってきて、最終的には謎の生命体とバトル・・・ってなんだこれ。 ラノベ読み始めてまだ間もない頃に読んだ作品で、おそらく個人的に初・地雷扱い作品w 著者の別作品は当然読んだことなかったですが、読んでて意味不明すぎて結局何が書きたかった話なのか、最後まで理解できなかったですね・・・w
たこやき
4
途中、ブラックな方向へ突き進んだ…と思わせて、案外と綺麗なところで締めた、という印象。剛健については、今後どうするの? とか、平八はどうしたのか? とか、多少、気になるところはあったけど、しっかりとまとまっていて満足。2009/11/23
ソラ
3
【読了】2023/07/15