内容説明
30代独女・ほんのり収入…そんな著者が夢を見たのは、結婚…ではなく「マイホームを建てる」こと!! 土地選び、資金調達、設計、建築と、自分の理想の家を実現させるまでの日々を描いたコミックエッセイ。計画性なく「古民家風の家を建てたい」というこだわりを追及する著者ゆえ、笑えるトラブルも満載！ 実際の家やこだわりの家具たちを写真で紹介するほか、著者の奔放すぎるオファーを実現させた建築家のインタビュー、そして「新たな小屋」建築秘話の描き下ろし漫画も収録！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
22
実録エッセイ。たいへん作者さんのこだわりが強く、それをあるていど相手に呑ませることができる交渉力をお持ちのよう。なので、自分が一から家を作る時の参考にはならないだろうなと思った。情熱がある若いうちに家はたてるもんだなあ、と思った次第。2019/04/13
み
17
三角形の狭い土地に、素敵な家が建ったようです。今では犬猫ハウス化しているようですが笑。１階部分の妹の喫茶店が可愛い。ここまで具体的なこだわりがあると、大工さんや設計士さんは大変だろうけど、情熱持ってやってる人なら嬉しい、というかやりがいがあるんだろうなぁ。終始楽しそうなエッセイでした。2018/06/15
にゃんた
15
変わった形の土地(三角)に、結構なこだわりを持ちつつ家を建てる。大変なんだろうけど、その道中がすごく楽しく笑いにあふれている。建築士さんの建てる注文住宅っていいなあ。完成写真もすごく素敵。うちって建売住宅だし、我が家へのこだわりというものも持ってない頃購入したけど、こんなふうにいつか家建ててみたいと思わせられたなあ。2019/05/29
なるときんとき
12
おもしろかった。こうしたい！というイメージがしっかりあったからこそ建築家さんや工務店の人も要望に応えたいとやる気になったんだろうなあ。2018/01/28
ミロリ
9
自分の理想の家づくり。土地を見つけるところからスタート。何でもかんでも好きな要素を取り入れるのは難しく予算や土地と相談して色々な妥協もある中、着々と夢のお城が建築される。マイホームを手に入れたとしてもそれが建て売りか一から始めたものでは住み始めた時の幸福度は大きく違うと思う。作者は単に1人で住む家が欲しいのではなく、とにかく具体的で使いたい家具や窓など先に入手したり内装を細かにシミュレーションしたりと、本気で家を愛している事、つくりたいという意志がひしひしと伝わってくる。とても楽しい本だった。2019/12/18
